2021年2月3日水曜日

アルファベット(GOOG) 不覚にも初めて知った! グーグルクラウド事業が赤字だったとは!!

アルファベット(GOOG)は、2020年10月―12月決算から、新しいセグメント別の売上と営業利益を発表し始めました。

その新しいセグメントとは、

・グーグルサービス

・グーグルクラウド

・その他将来嘱望企業

の3つです。

そして、その他に、

・ヘッジ利益・損失(売上)/振分不可能費用(営業利益)

があります。


セグメント別売上

2018FY2019FY2020FY
グーグルサービス$130,524$151,825$168,635
グーグルクラウド$5,838$8,918$13,059
その他将来嘱望企業$595$659$657
ヘッジ利益・損失-$138$455$176
売上合計$136,819$161,857$182,527

この情報によって、例えばグーグル事業の売上の推移が分かる訳です。

まあ、とっても便利!

と言いたいところですが。

そんなことを言っていられない数字が、セグメント別営業利益の中にありました。


セグメント別営業利益

2018FY2019FY2020FY
グーグルサービス$43,137$48,999$54,606
グーグルクラウド-$4,348-$4,645-$5,607
その他将来嘱望企業-$3,358-$4,824-$4,476
振分不可能費用-$7,907-$5,299-$3,299
営業利益合計$27,524$34,231$41,224

あら?

グーグルサービス以外のセグメントは全てマイナスではないですか。

まだ、「その他将来嘱望企業」がマイナスなのは分かります。

そういうものだからです。

しかし。

グーグルクラウド事業が赤字だったとは!

それもかなりの損失です。

不覚にも、全く知りませんでした。

アマゾン(AMZN)では、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)がかなりの利益を叩き出しているのとは、全く逆の構造です。

どうしたものでしょう。

しかし。

心配には及びません。

なぜならば。

トータルでは、現状でもこれだけの営業利益なのです。

将来、グーグルクラウドが黒字転換した時の営業利益を想像してみて下さい。

それはもう空恐ろしい利益を叩き出す企業となっている訳です。

ということで。

ただただ果報を寝ながら待っていればいいのです。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿