2022年10月29日土曜日

アップル(AAPL) 2022年度第4四半期決算 増収増益 売上は上場来最高額更新!



アップル(AAPL)が、2022年度第4四半期(2022年7月―9月)の決算を発表しました。

流石の増収増益でした。

このところ、巨大IT企業の「増収減益」や「減収減益」が続いていたので、この「増収増益」という響きの何と心地よいことでしょう。


<売上>

売上は、前年同期比+8%の増収でした。

4Q20214Q2022増減
売上$83,360$90,146+$6,786+8%
営業利益$23,786$24,894+$1,108+5%
純利益$20,551$20,721+$170+1%
EPS(希薄化後)$1.24$1.29+$0.05+4%

その内訳は、以下の通り、製品の売上が+9%、サービスの売上が+5%です。

売上4Q20214Q2022増減
製品$65,083$70,958+$5,875+9%
サービス$18,277$19,188+$911+5%
売上合計$83,360$90,146+$6,786+8%

それにしても、このご時世に、売上が上場来の最高額を更新するとは大したものです。

ただ、アップル(AAPL)の株主としてはいいのですが、エリア別に見た時に、日本だけマイナスなのは日本人としてはちょっと気になるところです。

エリア別売上4Q20214Q2022増減
アメリカ$36,820$39,808$2,9888%
欧州$20,794$22,795$2,00110%
中国$14,563$15,470$9076%
日本$5,991$5,700-$291-5%
アジア・太平洋$5,192$6,373$1,18123%
売上合計$83,360$90,146$6,7868%

頑張れ、ニッポン!


<利益>

さて、利益はどうでしょうか。

4Q20214Q2022増減
売上$83,360$90,146+$6,786+8%
営業利益$23,786$24,894+$1,108+5%
純利益$20,551$20,721+$170+1%
EPS(希薄化後)$1.24$1.29+$0.05+4%

営業利益は、前年同期比+5%の増益。

純利益が+1%、1株利益も+4%とそれぞれ増益でした。

「増収だけなら猿でもできる」

とは言いませんが、増益とは大したものです。


これを受けて、配当も増額。

4Q20214Q2022増減
配当$0.22$0.23+$0.01+4.5%

株価も爆上げです。

米国時間10月28日終値 155.74USドル +10.94USドル(+7.56%)

この調子で頑張っていきましょう。

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2022年10月28日金曜日

アマゾン(AMZN) 2022年度第3四半期決算 増収減益 でもAWSは元気です



アマゾン(AMZN)が、2022年度第3四半期(2022年7月―9月)の決算を発表しました。

増収でしたが減益でした。

3Q20213Q2022増減
売上$110,812$127,101+$16,289+15%
営業利益$4,852$2,525-$2,327-48%
純利益$3,156$2,872-$284-9%
一株利益(希薄化後)$0.31$0.28-$0.03-10%

売上は、前年同期比+15%の増収。

ドル高の影響がなければ+19%の増収だったとのことです。

しかし。

利益は軒並み減。

営業利益は▲48%、純利益は▲9%、そして1株利益は▲10%の減益となりました。

<売上>

売上をセグメント別で見ると。

売上3Q20213Q2022増減
北アメリカ$65,557$78,843+$13,286+20%
海外$29,145$27,720-$1,425-5%
AWS$16,110$20,538+$4,428+27%
売上合計$110,812$127,101+$16,289+15%

北アメリカは、前年同期比+20%の増益。

海外は▲5%の減益でした。

一方、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)は+27%の伸びとなっています。

<営業利益>

次に、営業利益をセグメント別で見ると。

営業利益3Q20213Q2022増減
北アメリカ$880-$412-$1,292-147%
海外-$911-$2,466-$1,555-171%
AWS$4,883$5,403+$520+11%
営業利益合計$4,852$2,525-$2,327-48%

北アメリカで▲147%、海外も▲171%と大幅な減益。

唯一、AWSだけが+11%の増益で頑張っています。

<第4四半期ガイダンス>

残念ながら、この増収だが利益は伸び悩むという状況は、第4四半期も続くようです。

4Q20214Q2022増減
売上$137,412$140,000$148,000+$2,588+$10,588+2%+8%
営業利益$3,460$0$4,000-$3,460+$540-100%+16%

売上は、前年同期比+2%~+8%の増収が見込まれています。

そして。

営業利益は、前年同期比▲100%(!)の減益~+16%の増益を見込んでいるとのこと。

現在、GAFA等巨大IT企業にとっては厳しい状況が続いていますが、何とか増収増益を確保して、少しでも光を感じさせてもらいたいものです。

ということで。

果報は寝て待て。

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2022年10月27日木曜日

メタ(META) 2022年度第3四半期決算 2期連続減収減益 未来のメタバースを夢見て

メタ(META)が、 2022年度第3四半期(2022年7月―9月)の決算を発表しました。

残念ながら、2期連続の減収減益となってしまいました。

3Q20213Q2022増減
売上$29,010$27,714-$1,296-4%
営業利益$10,423$5,664-$4,759-46%
純利益$9,194$4,395-$4,799-52%
1株利益(希薄化後)$3.22$1.64-$1.58-49%

売上は、前年同期比▲4%の減収でした。

一応、強がりを言っておくと、これにはドル高の影響が入っていて、為替変動がなかったとすると+2%の増収だったとのことです。

一方。

利益は軒並み半減です。

営業利益が▲46%、純利益が▲52%、そして1株利益が▲49%の減益でした。

・アップルによるプライバシー保護強化

・各国当局による締め付け

・景気減速による広告減少

・メタバースへの投資

など、逆風の要素は枚挙にいとまがありません。

しかし。

メタ(META)が目指すは未来のメタバースの盟主です。

私もオーナーの一人として、その時を夢見ながら保有を続けたいと思います。

果報は寝て待て。

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