2020年8月31日月曜日

ニュージーランド証券取引所 サイバー攻撃で5日連続サイトダウン 「私には関係ない」って思っている方へ

私は、米国株式以外にも、オセアニアでも株式・債券投資をしています。

具体的には、ニュージーランドとオーストラリアです。

今、そのニュージーランド証券取引所で、忌々しき事態が起きています。

先週から今日にかけて、5日連続で証券取引所のサイトがサイバー攻撃を受けているのです。

何しろ、株価を調べようとサイトを訪問しても、「このサイトにアクセスできません」と表示されてしまうのですから、間違いなく本物のダウンです。

「私は、ニュージーランド株はやってないから、関係ないわ」

なんて思っている貴方。

何という想像力の欠如でしょう。

ニュージーランドで起きるということは、米国市場など他の市場でも起きないとは限りません。

また、今回のニュージーランドでのサイバー攻撃は営利目的との噂もありますが、サイバー攻撃は何も営利目的だけとは限らないではありませんか。

折しも、世界は今、自由主義陣営と共産主義陣営の関係も、良からぬ状況になっています。

何もかもがコンピューターになった時代。

相手国をギャフンと言わせるには、何もミサイルは必要ありません。

相手の株式市場をサイバー攻撃で取引不能にしてしまえば、勝ったも同然です。

なんて考える輩が出てきても不思議ではありません。

ある日、突然、自分の米国株式のデータがサイバー攻撃で、全て消去されてしまった!

などということを想像してみて下さい。

アマゾン(AMZN)の株価が買値の2倍になったとか、エヌビディア(NVDA)の株価が3倍になったとはしゃいでいたことが、全て文字通り全て水の泡です。

真夏の夜の夢です。

そう考えると、恐ろしいと思いませんか?

私など、夜も寝られないほどです。

では、そうすればいいか。

残念ながら、それに対する答えは、持ち合わせていません。

ただただ、そういうことが起きないように祈るばかりです。

今は世界中の市場が繋がっているので、どれほどの効果があるかは分かりませんが、地域的な分散投資をもっと考えないといけないかもしれない。

ちょっとそんなことを考えた8月末です。

あー、ニュージーランド株の月末の株価データはどうすればいいんだ?!

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2020年8月28日金曜日

フェイスブック(FB) 3日間で株価+14%近く上昇 でもネット通販てそんなに儲かるの?

 フェイスブック(FB)の株価が、今週前半3日間で、前週末比+14%近く上昇しました。

(青の日々の伸び率は前日比、赤の累積伸び率は前週末比)

流石に翌日の8月27日には、利益確定(らしい)に押されて多少下がり、300USドル確保はできませんでしたが、それでも凄い伸びです。

無名の新規株なら+14%上昇しても「ああ、そうなんだ」と驚きもしませんが、何しろ天下のフェイスブック(FB)。

こんな爆上げをするとは、一体何が起きたのでしょうか。

その理由は、ショッピファイ(SHOP)等と提携して、フェイスブック・ショップスという新しいオンライン・プラットフォームを開設したから、とのこと。

インスタグラムでも、ビッグコマース(BIGC)と提携して、本格的にネット通販(イーコマース)に参入です。

ということなのですが、ネット通販てそんなに儲かるのでしょうか。

もちろん、アマゾン(AMZN)を見れば、そうなのでしょう。

しかし。

私にとって、フェイスブックは、あくまで日々の暮らしの紹介をするための道具です。

フェイスブックで買い物?

ちょっと違和感が。

しかし、ここで2つ目の「しかし」の登場です。

世界は、私の考えと同じとは限らないからです。

思い出すのは、バーコードが世の中に登場した時のことです。

「商品1つ1つにバーコードなんて付けられる訳ないじゃん!」

「たとえ付けられたとしても、こんなもので、世界中の商品を区別するなんて、できる訳ないじゃん!」

そう思ったのですが、私の考えは見事に裏切られました。

それ以来、世の中の動きを、特にテクノロジーの発展を、より無心に見るように心がけるようになったのです。

果たして、フェイスブック(FB)が第2のアマゾン(AMZN)になるかは分かりません。

しかし、どうなっていくのか、興味を持って見ていきたいと思います。

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