エヌビディア(NVDA)が、暗号通貨マイニングをするための専用カードを発売すると発表しました。
その名も、CMP=Cryptocurrency Mining Processor 暗号通貨マイニング・プロセッサー。
これによって、ゲーム用にはGeForce、暗号通貨マイニング用にはCMPと棲み分けができます。
CMPの特徴としては、暗号通貨マイニングには必要のないグラフィックス機能をなくして、電力効率が向上しているとのことです。
逆に、ゲーム用のGeForceは、わざわざハッシュレートを制限して、マイニング効率が▲50%低減されています。
ハッシュレートとは、マイニングする際の1秒あたりの計算力、採掘速度です。
なぜわざわざ能力を制限したのでしょうか?
もしもこの専用カード対応がなければ、ゲーム用のGeForce RTX3060が暗号通貨の採掘業者によって買い占められてしまい、ゲーム用の供給に支障が起きるからとのこと。
何ということでしょう。
それだけ、最近の暗号通貨の高騰には凄まじいものがあるということでしょう。
私は一時期、暗号通貨について調べてみようとしたことがあったのですが、全く理解できず諦めたことがあります。
その後、暗号通貨ブームも下火となり(それによってエヌビディア(NVDA)は一時期大量在庫に悩まされましたが)、安心したものです。
それがここに来て、またこのブーム再来。
また暗号通貨について勉強しないといけなくなりました。
困ったものです。
話が脇に逸れてしまいました。
いずれにせよ。
この暗号通貨高騰が、単なるブームに終わるのか、それとも通貨の本質的な進化となるのかは分かりませんが、
半導体製造能力不足の昨今、このエヌビディア(NVDA)によるこの用途の棲み分け対応は素晴らしいことだと思います。
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