2021年11月30日火曜日

エヌビディア(NVDA) オムニバースが持つとてつもない成長ポテンシャル



エヌビディア(NVDA)が提供するオムニバースは、メタバースを構築するためのソフトウェア・プラットフォームです。

そして、どうやら、その成長ポテンシャルはとてつもなさそうです。

というのも。

世界には、約20百万人のクリエイターと、約20百万人のデザイナーがいるとのこと。

今後、その合計約40百万人のクリエイターとデザイナーが、メタバースの世界を創造・構築していきます。

そして。

エヌビディア(NVDA)が、そのためのソフトウェア・プラットフォームであるオムニバースの供給を担っていくのです。

その年間使用料は、1人あたり1,000USドル。

すると。

あとは簡単な掛け算です。

US$1,000/人・年 × 40百万人 = US$40,000百万/年

年間400憶USドル(=4兆円)の使用料が、毎年発生する。

しかし。

これは狭義のポテンシャルにしか過ぎません。

当然ですが。

メタバースを構築するためには、エヌビディア(NVDA)のGPUが使われる訳です。

ハードウェアを売り、そのソフトウェアも供給する。

これが広義のポテンシャルとなります。

そして、その使用料は毎年発生するのです。

一度はまったら抜けられない。

こう言っては何ですが、まるで悪魔のようなシステムです。

更に。

メタ(FB)やマイクロソフト(MSFT)は、メタバースが収益に結び付くまで、何年か掛かると思われますが、それを構築するためのハードウェア・ソフトウェアはすぐに収益に繋がるのです。

何というビジネスでしょう。

果報を寝て待つのも、もどかしく思われる程の成長ポテンシャルです。

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オミクロン株への過度な懸念後退で米国株上昇 エヌビディア(NVDA)は上場来高値を更新



米国時間の11月29日、オミクロン株への過度な懸念が後退し、米国株は上昇しました(ただし、前日の下落分は回復していません)。

インデックス指数値増減増減率
ダウ平均株価35,135.94+236.60+0.68%
ナスダック総合指数15,782.83+291.18+1.88%
S&P500指数4,655.27+60.65+1.32%

直接の要因は、バイデン大統領がロックダウンは考えていないと言ったことだそうです。

ただし、もしかしたら「今のところは」?

保有株では、以下の3銘柄が2%超変動し、全て上昇しています。

銘柄11月29日終値前日比増減率
NVDA$333.76+$18.73+5.95%
GOOG$2,922.28+$66.16+2.32%
AAPL$160.24+$3.43+2.19%

特にエヌビディア(NVDA)は、オミクロン株など物ともせずに上場来最高値を更新しています。

頼もしい限りです。

追加する株価変動の要因データとしては、以下の通りとなります。

年月日要因ダウ平均ナスダックS&P500備考
2021.11.29疾病感染+0.68%+1.88%+1.32%オミクロン株への過度な懸念後退

今後も、米国株は、コロナ禍回復の進捗状況によって、一時的に上がったり下がったりしていくことでしょう。

しかし。

もちろん、ベクトルの方向は上方向です。

従って。

果報を寝て待ちます。

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2021年11月29日月曜日

株価を変動させる要因とその影響度は何か? 愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ 拙者は?

株価を変動させるのは、どんな要因なのでしょうか。

また、その要因によって、株価はどの程度の影響を受けるのでしょうか。

この疑問はずっと私の頭の隅にありました。

そんな時。

米国時間の11月26日、米国株式が大幅に下落しました。

インデックス指数値増減増減率
ダウ平均株価34,899.34-905.04-2.53%
ナスダック総合指数15,491.66-353.57-2.23%
S&P500指数4,594.62-106.84-2.27%

そして、その原因は、新種の「尾身クロン株」「オミクロン株」の出現によって世界経済の回復が遅れるのではとの懸念だとのこと。

ということで。

今後の投資判断に活かすべく、これから、株価が動いた時の要因が何なのかのデータを取っていくことにします

叩き台として。

考えられる要因を表にしてみました。

大分類中分類小分類
社会的要因自然天変地異、疾病感染拡大など
人為戦争、政変など
環境政策CO2削減政策など
経済的要因景気GDP、消費者物価、失業率、バブル崩壊など
金利・為替米国10年国債金利など
企業要因業界業界規制、独禁法、デジタル化など
業績決算、新製品など
株主還元策配当、自社株買いなど
その他アナリスト分析(決算予想、目標株価)など

今後収集されるデータによって、適宜追加していきたいと思います。

できれば株価上昇要因だけのデータが集まることを祈りつつ。

それでは、データ収集を開始します。

年月日要因ダウ平均ナスダックS&P500備考
2021.11.26疾病感染拡大-2.53%-2.23%-2.27%オミクロン株の出現

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2021年11月27日土曜日

「悪い円安」という言い方への違和感



米国の金融緩和策の緩和(?)と金利高への思惑から円安が進んでいます。

そして、この円安に対して「悪い円安」と言っている人がいました。

言っている本人は洒落たことを言っているつもりなのでしょうがどうなのでしょう。

円高時に日本の製造業が海外に出たので、現在の円安では輸入物価だけが上がり、円安が昔ほど輸出の利益に貢献しなくなったから?

海外に出る判断をしたのは自分たちではないですか。

全てを外部の環境のせいにする。

経営者なら失格です。

米国株投資で考えると。

確かに、米国株を購入する場合には、円安だと円建ての購入価格は上がります。

しかし。

その分、円建ての配当金額も上がるではないですか。

そして、円建ての評価額も上がります。

円高の時に米国株を購入しておいて、円安になって配当を受け取る。

そんな判断をした人は「悪い円安」なんて口が裂けても言わないはずです。

尚且つ。

基本的に、為替や経済状況の予測は不可能ですが。

日本のゼロ金利だけが続くとすれば、今後、更に円安が進む可能性もあります。

すると、将来から見れば、今は円高です。

その時には、「悪い円安」と言っていた人はどんな顔をするのでしょうか。

相対的に見れば、為替水準に良いも悪いもありません。

その人の立場があるだけです。

最後に、また、米国株投資に話を戻すと。

為替変動など誤差でしかないほど高成長の株式を見つけて投資する。

そんな株は中々ないとすれば。

時間的に分散投資する。

そして。

長期投資を基本とする。

それしかないと思います。

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2021年11月26日金曜日

メタバースとは何か?


現在の私の理解は以下の通りです。

メタバース=メタ(FB)やマイクロソフト(MSFT)などが作る世界

オムニバース=エヌビディア(NVDA)が供給するメタバースを構築するためのソフトウェア・プラットフォーム

では、具体的に、メタバースとは何か?

エヌビディア(NVDA)のサイトに、次のような定義が載っていました。

The metaverse is a shared virtual 3D world, or worlds, that are interactive, immersive, and collaborative.

interactive=相互に作用する

immersive=没入感のある

collaborative=協力的な

これをまとめると、

「メタバースとは、没入感があって相互作用しながら協力する、みんなと分かち合う仮想3次元世界または複数の世界」

となりますが。

何を言っているのでしょう。

これでは埒が明かないので、少しでもイメージを掴むべく、メタバースによく似た単語を見てみます。

日本語英語説明
ユニバースUniverseいわゆる宇宙
マルチバースMultiverse複数の宇宙
メタバースMetaverse全宇宙が無限に集まったもの
オムニバースOmniverse人が概念化可能な最大の集合
ランディ・バースRandy Bass阪神タイガースの助っ人

辛うじて意味が分かるのは、最初の2つと最後ぐらい。

肝心のメタバースが何なのか、相変わらず分かりません。

そこで。

英語の接頭語に注目してみましょう。

接頭語意味
Uni-
Multi-
Meta-
Omni-

Uni-は、「1」という意味です。

三菱鉛筆のあずき色の高級鉛筆のことではありません。

Multi-は、「多」という意味。

マルチビタミンやマルチ商法でお馴染みです。

Meta-は、「超」の意。

音声的には関西の方がよく言う「めっちゃ」と似ています。

しかし、「めっちゃ美味い」と「超美味しい」が同義なのはただの偶然です。

Omni-は「全」を表します。

果たして、「超」と「全」。

どちらの方が偉いのか。

メタバースはメタ(FB)などが作り、そのメタバースを構築するためのソフトウェア・プラットフォームであるオムニバスをエヌビディア(NVDA)が供給する。

そういう意味では、どちらも偉いと思います。

話の収拾がつかなくなったので、今日はここまで。

メタバースの旅はまだまだ続きます。

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2021年11月25日木曜日

エヌビディア(NVDA) 売上の部門別シェアの推移を見ていると「ARM部門」まで見えてくる?



前回は、部門別売上の推移を見て、エヌビディア(NVDA)の歴史を振り返り、未来を垣間見ました。

⇒ エヌビディア(NVDA) 部門別売上の推移を見るとエヌビディアの歴史と未来が見えてくる

今回は、売上の部門別シェアの推移を見てみたいと思います。

1.ゲーム部門(青)

「ゲーム部門」は、2018年度には6割近い57%のシェアがありました。

エヌビディア(NVDA)といえばゲームの時代です。

ところが、その後徐々にシェアを下げ、2021年度には50%を割って、直近の四半期には45%まで落ちています。


2.データセンター部門(赤)

「データセンター部門」は、2018年度には20%のシェアしかありませんでした。

それが、その後徐々にシェアを上げ、2021年度にはメラノックス・テクノロジーズの買収で一気に40%となり、直近の四半期でも41%となっています。

今後の「ゲーム部門」とのシェア争いが楽しみです。


3.専門可視化部門(黄)

「専門可視化部門」は、2021年度にシェアは6%と半減しましたが、2022年度には 6%→7%→8% とじりじりと上げてきています。

今後、メタバースの世界が広がれば、飛躍的にシェアを伸ばす可能性があります。

そういう意味で、今後のダークホースはこの「専門可視化」部門かもしれません。


4.自動運転部門(緑)

一方、このところ元気がないのがこの「自動運転部門」です。

しかし、今はまだ助走中。

大器晩成型と捉えて、長い目で見守りましょう。


5.OEMその他部門(オレンジ)

「自動運転部門」同様、マイナー部門ではありますが、暗号通貨がらみで大化けする可能性も秘めています。

優しい目で見守りましょう。


6.ARM部門(透明)

この透明の「ARM部門」が見えませんか?

ほら、2023年度のところですよ?

私にははっきりと見えます。

いきなり凄いシェアで登場です。

おっと、幻覚が見え始めたようなので、これくらいで止めておきます。


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