アマゾン(AMZN)の2020年10月―12月期の決算は、非の打ちどころのないものでした。
⇒ 「アマゾン(AMZN) 1株利益2.2倍の好決算 2020年10月―12月期の決算発表」
果たして、この好調さは、これからも続くのでしょうか。
ということで、決算発表時に一緒に示された、2021年1月―3月期のガイダンスを見てみましょう。
1.売上
2021年度第1四半期の売上は、100,000百万USドル~106,000百万USドルと予想されています。
前年同期の売上と比べると、+33%~+40%の増収です。
2.営業利益
営業利益は、3,000百万USドル~6,500百万USドルと予想されています。
前年同期の営業利益と比べると、▲25%の減益~+63%の増益予想です。
因みに、この予想数字の中には、新型コロナウイルス対策関連の費用2,000百万USドル含まれているとのこと。
あまり「たら」「れば」は言いたくありませんが。
もしもこの新型コロナウイルス対策関連の費用が掛かっていないとす「れば」、営業利益は+2,000百万USドル上乗せされて、伸び率は+25%~+113%となっている訳です。
そんな「たら」「れば」なら大歓迎です。
どうも最近のアマゾン(AMZN)の決算を見ていると、本当に想定しているよりもわざと悪く予想しておいて、後で驚かせようとしているように思えてなりません。
ということで、この「たら」「れば」ガイダンスも、蓋を開けてみたら、案外「中らずと雖も遠からず」となるかもしれません。
そういえば、昔、中学生や高校生の頃、試験前に、
「俺、全然試験準備できてないよ」
と、言っておきながら、実際のテストでは高得点を取る奴がいました。
まるで今のアマゾン(AMZN)そっくりではないですか。
是非、2021年1月―3月期でも、
「俺、今度の営業利益は赤点かもしれないよ」
と、言っておきながら、実際の決算では思い切り「高得点を取」って、私たちを呆れさせて下さい。
期待しています。
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