2020年11月29日日曜日

フェイスブック(FB)のデジタル通貨リブラ 遂に2021年1月にも発行か?

フェイスブック(FB)が、2021年1月にもデジタル通貨リブラを発行するとの報道がありました。

まずは、米国ドルを裏付けとしたデジタル通貨を発行すべく、スイスの金融当局に申請中とのことです。

デジタル通貨については、海外送金が迅速にできるようになるなど利便性が増すメリットがある一方で、金融システムを不安定化させてしまうのではないかという危惧もあるようです。

中国では既に実験を開始しているようですし、各国金融当局も検討を始める中、フェイスブック(FB)も、従来からの構想からはスケールダウンして、まずは米国ドルの単一通貨で始めようとしているとのです。

と、ここまで書いてきたものの。

実は、私はまだ、デジタル通貨が何たるか、よく分かっていません。

デジタル通貨、仮想通貨、暗号通貨、電子マネー。

何がどう違うのでしょう。

定義としては、デジタル通貨とはデジタルデータに変換された通貨として利用可能なもの、とのこと。

だとしたら、楽天ポイントも、日本円を裏付けとした立派なデジタル通貨、ということになります。

残念ながら、海外送金はできませんが。

また、フェイスブック(FB)のデジタル通貨リブラは、ビットコインのように価格の変動幅が大きくなく、法定通貨との交換レートが一定に保たれた「ステーブルコイン」とのこと。

そういう意味では、楽天ポイントも、1ポイント=1円の立派なステーブルコインということになるでしょう。

おっと。

楽天カードを作ったばかりの小市民である私は、どうしても思考の中心が楽天ポイントになってしまいます。

今後も、リブラについて、楽天ポイントとの相違でしか理解していくことしかできないような気がしますが、宜しければどうかお付き合い下さい。

まずは、デジタル通貨リブラが、2020年1月にも発行されるのではないか、という紹介でした。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2020年11月27日金曜日

エヌビディア(NVDA) 大阪大学と口腔がん早期発見AIのディープラーニング共同研究開発を推進中!

株式投資とは、ただ単に株を買って、お金を儲けることではありません。

投資することによって、社会に貢献し、明るい未来を作っていくという重要な側面があります。

今回は、そんな社会貢献の一例を紹介します。


エヌビディア(NVDA)には、データ収集後の画像アノテーションやAIアルゴリズムなど、ディープラーニングについての豊富な技術やノウハウがあります。

そして、エヌビディア(NVDA)は、その技術とノウハウを用いて、口腔がんの早期発見を目指すAIの共同研究を大阪大学と推進中です。

今までも各種研究支援を行なってきましたが、2020年9月からは更に共同研究の連携を強化しました。

私も時々口内炎になることがありますが、口内炎と口腔がんの識別は、専門医でないと判別がかなり難しいとのこと。

そして、口腔がんがただの口内炎と誤診され、助かる命も助からなもくなる事態もままあるらしいのです。

しかし、このディープラーニングの共同研究によってAIが完成すると、専門医でなくても、また、たとえオンライン診療でも、正しい診断が下せるようになるとのことです。

何と素晴らしいことでしょう。

2018年以来撮りためた約3万枚の画像のアノテーションによって、今では悪性腫瘍と口内炎の区別が95%以上の精度でできるようになっているそうです。

因みに、アノテーションとは、各画像から、

1.物体検出=悪性腫瘍、口内炎、白板症、良性腫瘍などの口腔粘膜疾患を検出し、

2.領域抽出=その検出された領域を抽出し、

3.画像分類=各口腔粘膜疾患に分類する

こと(だそう)です。

今後は、NVIDIA Clara Imaging や NVIDIA TensorRT を活用して、更に精度を高め、診断の高速化を目指すとのこと。

私たちにとって、自分自身が口腔がんになってしまうということは、武漢ウイルスに感染してしまうのと同様に、実際に罹患するまでは他人事のようかもしれません。

しかし、実際には、いつ罹患してもおかしくない病気のひとつです。

そんな口腔がんを早期に発見し、命を助けるプロジェクトに、エヌビディア(NVDA)に投資することによって、間接的に関わることができる。

そして、エヌビディア(NVDA)のビジネスに関心を持つことによって、このようなプロジェクトの存在を知ることができる。

何という喜びでしょう。

そう考えると、短期的な多少の株価下落など、全く気にならなくなるというものです。

ということで、これからも、ずっとエヌビディア(NVDA)の株式を保有し続けようと思います。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2020年11月26日木曜日

ウェルズファーゴ(WFC) イエレン前FRB議長の財務長官就任は、なぜポジティブサインなのか?

イエレン前FRB議長が、バイデン政権の次期財務長官に指名されるようです。

そして、その就任はウェルズファーゴ(WFC)にとっても朗報かもしれない、との記事を目にしました。

なぜなら。

イエレン前FRB議長は、銀行規制よりも、より景気回復を優先するから、とのこと。

うーん、素晴らしい。

確かに、米国における武漢ウイルス感染は未だに勢いが衰えていないので、感染拡大を抑えつつ、景気を下支えすることが何よりも重要です。

低金利政策が続くことは、ウェルズファーゴ(WFC)をはじめとした銀行業界にとって、逆風であることに変わりはありません。

しかし。

ウェルズファーゴ(WFC)に対する資産拡大の凍結措置が、もしかすると解除されるかもしれないという目が出てきたとのこと。

これは朗報です。

そのせいか、11月に入ってからのアナリストによる評価も高まってきています。

評価日評価者1年後目標株価投資判断
11月 6日Compass Point$27Neutral → Buy
11月19日DA Davidson$27 → $31Neutral → Buy
11月24日Raymond James$32Underperform → Outperform

そして。

11月24日には、株価も急上昇しました。

米国時間11月24日終値 US$28.61 前日比+US$2.31(+8.78%)

武漢ウイルスに対するワクチン開発についての良い知らせも、貸し倒れリスクを減らすという意味で、後押ししてくれているのでしょう。

株価はまだまだ低迷状態ではあるものの、もしかすると反転が始まってくれたのかもしれません。

ということで、淡い期待を抱きながら、あとは果報を寝て待ちたいと思います。

イエレンさん、期待していますよ、と思われた方は、下の「米国株」をクリックして下さい。

そうすると、私も気合が入ります。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2020年11月25日水曜日

Go To Eat キャンペーンがらみで楽天カードに入会 これから新世界が広がっていく予感が

皆さんは、楽天カードってお持ちですか?

楽天といえば、仙台を拠点としたプロ野球チームだというイメージしかなかったのですが、

Go To Eat キャンペーンがらみで、私も遅ればせながら、遂に楽天カードホルダーになってしまいました。

最初のうちは、どうすれば Go To Eat キャンペーンに参加できるのかも分からず、右往左往するだけだったものの、

その内、どうやらグルメサイトに登録する必要がありそうなことを知り、「ぐるなび」に登録。

その際に、楽天カードでもらえる楽天ポイントがお得だとの宣伝に踊らされて、楽天カードまで申し込んでしまった訳です。

その後、楽天カードに入会しなくても、Go To Eat キャンペーンのポイントはもらえることを知り、

更に、グルメサイトを通じたGo To Eat キャンペーンも早々と終了してしまったものの、

この楽天カードの魅力にすっかりハマってしまいました。

例えば。

入会しただけで、2000ポイント(2000円相当)がもらえてしまいました。

また、買い物するたびに1%のポイントがもらえるのです。

楽天のこの商法にまんまと引き寄せられ、同じ商品であれば楽天ポイントが貯まるお店を探して利用するようになってしまいました。

これこそ楽天の思う壺ですが、これが人間の消費行動の神髄ですから仕方ありません。

更に。

楽天証券に口座を持てば、楽天ポイントで投資も可能とのこと。

ということで、楽天証券にも申し込んでしまいまいました。

これから、ますます楽天ワールドが広がる予感です。

そして、楽天証券は投資信託の手数料も安いようなので、米国株式投資への影響も出てきそうです。

ということで、これから面白い話題があれば紹介していきたいと思います。

乞うご期待!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2020年11月20日金曜日

エヌビディア(NVDA) 2021年度第4四半期(2020年11月ー2021年1月)のガイダンスやいかに?

エヌビディア(NVDA)が、2021年度第3四半期(2020年8-10月)の決算を発表しました。

⇒ 「エヌビディア(NVDA) 2021年度第3四半期(2020年8-10月)決算発表 これは、もう、長期保有あるのみ」

堂々たる増収増益でした。

その際に発表された、2021年度第4四半期(2020年11月ー2021年1月)のガイダンスはどうだったのでしょうか?

快進撃はまだまだ続くのか、早速見てみましょう。

GAAP

まずは、米国会計基準のGAAPから。

GAAP4Q20204Q2021増減
売上$3,105$4,800$1,69555%
営業利益$990$1,374$38439%
純利益$950$1,315$36538%
営業利益率32%29%-3%-10%

売上は、前年同期比+55%の増収。

営業利益は、前年同期比+39%、純利益も+38%の増益を見込んでいます。

鉄板の増収増益です。


Non-GAAP

次は、より業務の実態を表すNon-GAAPの数字です。

Non-GAAP4Q20204Q2021増減
売上$3,105$4,800$1,69555%
営業利益$1,220$1,964$74461%
純利益$1,172$1,857$68558%
営業利益率39%41%2%4%

売上は、GAAPと同じなので、+55%の増収。

営業利益と純利益は、それぞれ前年同期比+61%、+58%と、堂々の増益を見込んでいます。

Non-GAAPだと、営業利益率も2%改善の見込みです。

ということで、快進撃はまだまだ続くようです。


元データ

一応、上記見込みに至った元データを記しておきます。

GAAPの元データは、以下の通りです。

GAAP4Q20204Q2021増減
売上$3,105$4,800$1,69555%
粗利益率64.9%62.8%
売上総利益$2,015$3,014$99950%
営業費用$1,025$1,640$61560%
営業利益$990$1,374$38439%
営業外収益$26$55$29112%
税引き前純利益$1,016$1,429$41341%
税金(8%=4Q2021)$66$114$4873%
純利益$950$1,315$36538%

赤で記された数字が、ガイダンスで示された数字で、それらを元に作成しました。

そして、Non-GAAPの数字の元データは、以下の通りです。

Non-GAAP4Q20204Q2021増減
売上$3,105$4,800$1,69555%
粗利益率65.4%65.5%
売上総利益$2,030$3,144$1,11455%
営業費用$810$1,180$37046%
営業利益$1,220$1,964$74461%
営業外収益$26$55$29112%
税引き前純利益$1,246$2,019$77362%
税金(8%=4Q2021)$74$162$88118%
純利益$1,172$1,857$68558%

以上、2021年度第4四半期(2020年11月ー2021年1月)のガイダンスの数字を紹介しました。

「これは、まだまだ成長が続きそうだぞ」

と思われた方は、是非以下の「米国株」ボタンを押して下さい。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

2020年11月19日木曜日

エヌビディア(NVDA) 2021年度第3四半期(2020年8-10月)決算発表 これは、もう、長期保有あるのみ

エヌビディア(NVDA)が、2021年度第3四半期(2020年8-10月)の決算を発表しました。

米国会計基準のGAAPと、より業務の実態を表すNon-GAAPの数字は、それぞれどうだったのでしょうか。


GAAP

まずは、GAAPから。

GAAP3Q20203Q2021増減
売上$3,014$4,726$1,71257%
営業利益$927$1,398$47151%
純利益$899$1,336$43749%
一株利益$1.45$2.12$0.6746%

売上は、前年同期比+57%の増収でした。

営業利益は、前年同期比+51%の増益、純利益も+49%の増益でした。

前回決算発表時に示されたガイダンスと比べても、以下の通り実績は上回っています。

GAAP3Q2021ガイダンス3Q2021実績増減
売上$4,400$4,726$3267%
営業利益$1,210$1,398$18816%
純利益$1,063$1,336$27326%


Non-GAAP

次に、Non-GAAPの数字を見てみます。

Non-GAAP3Q20203Q2021増減
売上$3,014$4,726$1,71257%
営業利益$1,156$1,993$83772%
純利益$1,103$1,834$73166%
一株利益$1.78$2.91$1.1363%

GAAPよりも数字は良くなり、営業利益は、前年同期比+72%の増益、純利益も+66%の増益でした。

こちらもGAAPと同様に、前回決算発表時に示されたガイダンスよりも、実績が上回っています。

Non-GAAP3Q2021ガイダンス3Q2021実績増減
売上$4,400$4,726$3267%
営業利益$1,792$1,993$20111%
純利益$1,598$1,834$23615%


セグメント別売上

続いて、セグメント別の売上です。

内訳3Q20203Q2021増減
ゲーム $1,659$2,271$61237%
専門可視化$324$236-$88-27%
データセンター$726$1,900$1,174162%
自動運転$162$125-$37-23%
OEMその他$143$194$5136%
売上合計$3,014$4,726$1,71257%

特記すべきは、ゲーム部門の前年同期比+37%、データセンターの2.6倍(+162%)の伸びです。

前四半期では、初めてデータセンター部門の売上がゲーム部門の売上を上回りましたが、今四半期は下馬評通り、またゲーム部門が上回りました。

ただし、売上に占めるゲーム部門の割合は、前年同期には過半数の55%を占めていましたが、今四半期には48%と半数を割りました。

一方、データセンターは24%→40%と存在感を増しています。

これからの伸びが更に楽しみです。

内訳3Q20203Q20213Q2021
ゲーム 55%48%-7%
専門可視化11%5%-6%
データセンター24%40%16%
自動運転5%3%-3%
OEMその他5%4%-1%
売上合計100%100%0%

データセンター部門の売上は、買収したメラノックスの貢献分を除いても、前年同期比+77%の増収です。

これは、アンペール・アーキテクチャー製品の貢献によるものです。

データセンター3Q20203Q2021増減
メラノックス込み$726$1,900$1,174162%
メラノックス除き$726$1,286$56077%


株価の動き

以上のように素晴らしい増収増益を受けて、株価はさぞや上昇したことでしょう。

と、思いきや。

発表後の時間外では、しっかり下落していました。

米国時間11月18日終値(発表前) US$537.15 前日比+US$0.26(+0.05%)

米国時間11月18日時間外(発表後) US$530.51 終値比▲US$6.64(▲1.24%)

期待が、もっと大きかったということでしょうか。

しかし、私は全く気にしていません。

面白いことに、前回の決算発表時と、全く同じ動きなのです。

では、その下落後、株価はどうなったでしょうか。

ご存知の通り、結局、また爆上げです。

何しろ。

現在、アンペール・アーキテクチャー製品などは、需要が旺盛過ぎて、供給が間に合わない状況だそうです。

商売繁盛継続中です。

また、1年半後にはARM買収完了も予定されています。

これは、もう、長期保有あるのみではないですか。

※個人の感想です。

来四半期のガイダンス(見込み)は、こちらをご覧下さい。

⇒ エヌビディア(NVDA) 2021年度第4四半期(2020年11月ー2021年1月)のガイダンスやいかに?

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村