エヌビディア(NVDA)が、メルセデスベンツとの新しい提携を発表しました。
次世代自動運転のソフトウェア・プラットフォームを共同開発するそうです。
自動運転、先進運転支援システム、セーフティードライブ機能、駐車機能、セキュリティー、、、。
OTA(Over-The-Air)というシステムを使って、無線通信によってソフトウェアのアップグレードも可能とするとのことです。
もちろん今までも、エヌビディア(NVDA)は、自動運転技術の開発についてトヨタなどと提携しています。
しかし、今回のメルセデスベンツとの提携は、単なる技術の供給ではありません。
この提携による、エヌビディア(NVDA)のハードウェア、ソフトウェアのプラットフォームは、2024年以降のメルセデスベンツの車両に標準装備されるとのこと。
当然、プラットフォームの供給者としての地位は強固なものとなります。
私が嬉しく思うのは、この提携が、直近だけでなく2024年以降のエヌビディア(NVDA)の売上・利益に貢献することです。
何しろ、メルセデスベンツ車が売れれば売れるだけ、長期に渡ってエヌビディア(NVDA)の売上・利益になるのですから。
これは凄いことです。
まさに長期投資家冥利に尽きます。
ということで、あとは果報を寝て待つだけです。
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2020年6月30日火曜日
2020年6月26日金曜日
米ドル円 日本の経常収支の推移で米ドル円の将来が分かるか?
為替の変動要因とは何でしょうか?
貿易収支でしょうか?
つまり、輸入より輸出が多い貿易黒字であれば、円高になるのでしょうか?
世の中、そう簡単ではないようです。
何しろ、今や日本は貿易立国ではありません。
貿易収支よりも、海外からの配当や利子を受け取る第1次所得収支の方がずっと大きいのですから。
ということで、まず手始めに、日本の経常収支と米ドル円の関係を見てみました。
経常収支とは、
貿易収支(輸出と輸入の収支)
サービス収支(旅行・特許使用料等の収支)
第1次所得収支(配当・利子の収支)
第2次所得収支(無償資金援助などの収支)
の合計です。
1999年から2019年までの経常収支の推移はこうなっています。
そして、同じ期間の米ドル円の推移がこちらです。
グラフを眺めただけでは、経常収支と米ドル円との間にどんな相関があるのか分かりません。
ということで、散布図にしてみました。
全く相関が見られません。
それもそのはず、相関係数は0.17でした。
ということで、少なくとも、日本の経常収支の推移だけを見ただけでは、米ドル円の将来を予測することはできないというのが、今日の結論です。
なーんだ。
などと言わないで下さい。
今日の失敗は、米ドル円の変動要因研究の偉大なる第一歩なのです。
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貿易収支でしょうか?
つまり、輸入より輸出が多い貿易黒字であれば、円高になるのでしょうか?
世の中、そう簡単ではないようです。
何しろ、今や日本は貿易立国ではありません。
貿易収支よりも、海外からの配当や利子を受け取る第1次所得収支の方がずっと大きいのですから。
ということで、まず手始めに、日本の経常収支と米ドル円の関係を見てみました。
経常収支とは、
貿易収支(輸出と輸入の収支)
サービス収支(旅行・特許使用料等の収支)
第1次所得収支(配当・利子の収支)
第2次所得収支(無償資金援助などの収支)
の合計です。
1999年から2019年までの経常収支の推移はこうなっています。
そして、同じ期間の米ドル円の推移がこちらです。
グラフを眺めただけでは、経常収支と米ドル円との間にどんな相関があるのか分かりません。
ということで、散布図にしてみました。
全く相関が見られません。
それもそのはず、相関係数は0.17でした。
ということで、少なくとも、日本の経常収支の推移だけを見ただけでは、米ドル円の将来を予測することはできないというのが、今日の結論です。
なーんだ。
などと言わないで下さい。
今日の失敗は、米ドル円の変動要因研究の偉大なる第一歩なのです。
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