2021年7月30日金曜日

アマゾン(AMZN) 2021年度第2四半期決算発表 市場はネガティブ反応 増収増益ならいいではないですか?



アマゾン(AMZN)が、2021年度第2四半期(2021年4月ー6月)の決算を発表しました。

どんな決算だったのか見てみましょう。

2Q20202Q2021増減
売上$88,912$113,080+$24,168+27%
営業利益$5,843$7,702+$1,859+32%
純利益$5,243$7,778+$2,535+48%
1株利益(希薄化後)$10.30$15.12+$4.82+47%

売上は、前年同期比+27%の増収。

営業利益は、前年同期比+32%の増益。

純利益は+48%、希薄化後の1株利益も+47%の増益でした。

セグメント別の売上は、以下の通りです。

売上2Q20202Q2021増減
北アメリカ$55,436$67,550+$12,114+22%
海外$22,668$30,721+$8,053+36%
AWS$10,808$14,809+$4,001+37%
売上合計$88,912$113,080+$24,168+27%

北アメリカは、前年同期比+22%。

海外は、前年同期比+36%。

AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)が、前年同期比+37%。

全て順調な増収でした。

そして、セグメント別の営業利益はこちら。

営業利益2Q20202Q2021増減
北アメリカ$2,141$3,147+$1,006+47%
海外$345$362+$17+5%
AWS$3,357$4,193+$836+25%
営業利益合計$5,843$7,702+$1,85932%

北アメリカは、前年同期比+47%と、約1.5倍。

海外は、前年同期比+5%と微増。

AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)は、前年同期比+25%の増益でした。

以上、ご覧の通り、立派な増収増益でした。

ところが。

世間の反応は以下の通り、ネガティブなものでした。

米国時間7月30日プレマーケット(ブログを書いている時点) 3,373.84USドル 前日比▲226.08USドル(▲6.28%)

理由は、売上が市場予想に届かなかったのと、第3四半期のガイダンスがあまり良くなかったから、とのこと。

はいはい。

分かりました。

期待に応えなかったと言うのなら仕方ありません。

でも、いいのです。

売上は、+27%増えているのです。

1株利益も、+47%増えているのですから。

これからも長い目で見守って行きたいと思います。

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2021年7月29日木曜日

フェイスブック(FB) 2021年度第2四半期決算発表 増収増益も今年度後半は減速予想?


フェイスブック(FB)が、2021年度第2四半期(2021年4月-6月)の決算を発表しました。

増収増益でした。

2Q20202Q2021増減
売上$18,687$29,077+$10,390+56%
営業利益$5,963$12,367+$6,404+107%
純利益$5,178$10,394+$5,216+101%
1株利益(希薄化後)$1.80$3.61+$1.81+101%

売上は、前年同期比+56%の増収。

+56%の内訳は、広告の平均価格上昇分が+47%、広告数の増加分が+6%だったとのことです。

営業利益は、前年同期比+107%と、2倍以上の増益でした。

純利益と1株利益は共に+101%と、ほぼ倍の増益となっています。

中々いいじゃないか。

そう思う一方で気になる情報も。

今年度後半の第3四半期・第4四半期の売上は、かなり落ちるだろうとのこと。

要因としては、アップルのiOSでデータ取得制限の強化がなされて、ターゲティング広告への影響が出てくることが挙げられています。

そのせいか、株価は決算発表後下落しました。

発表前:米国時間7月28日終値 373.28USドル 前日比+5.47USドル(+1.49%)

発表後:米国時間7月28日終了後 360.40USドル 終値比▲12.88USドル(▲3.45%)

しかし、まあ。

考えようによっては、その影響はフェイスブック(FB)だけでなく他の会社も同様に受ける訳です。

とりあえずは、様子を見つつ、果報を寝て待つことにしましょう。

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2021年7月27日火曜日

アルファベット(GOOG) 決算の市場予想は、前年同期比+46%増収、+87%増益だってさ!


アルファベット(GOOG)の決算が、米国時間の7月27日(火)、日本時間の7月28日(木)に発表されます。

明朝、目が覚めると、アルファベット(GOOG)の決算が発表されている訳です。

このところ、1年後の目標株価も引き上げられ、株価も好調に推移。

⇒ アルファベット(GOOG) これまた決算発表前に早くも+7%近い株価上昇 またしてもあの影が?

東京オリンピックでの日本のメダルラッシュと同様に、楽しみで仕方ありません。

ここで。

市場がどのような決算を予想しているのか、見ておきましょう。

2Q2020実績2Q2021市場予想増減
売上$38,297$56,100+$17,803+46%
EPS(希薄化後)$10.13$18.92+$8.79+87%

売上は、前年同期比+46%の増収を予想。

希薄化後の1株利益に至っては、前年同期比+87%の増益が予想されています。

増収増益です。

ただし。

最近気になる(気に入らない)のは、いくら結果が増収増益でも、それが市場予想に達していないと株価が下がることです。

素晴らしい市場予想も、嬉しいような、悲しいような。

でも、まあ。

そんなことにならないよう、ブッチギリの決算を期待しましょう。

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アップル(AAPL) 最新・最高の目標株価は175ドル +17%の伸びしろ!

アップル(AAPL)の2021年度第3四半期の決算発表日が明日に迫ってきました。

米国時間の7月27日(火)、日本時間の7月28日(水)に発表されます。

このところ、株価も順調に推移しています。

超個人的な話をすると、5月7日に129.73USドルで購入後はしばらく低迷して落ち込んでいたのですが、6月には130ドル台、7月には140ドル台に乗り、今や150ドル台に迫ろうとしています。

今後、どんな動きになっていくのでしょうか。

ということで、1年後の目標株価を見てみたいと思います。

7月には下表の5社が、発表・見直ししています。

評価日評価者目標株価(旧)目標株価(新)現在株価比
7月15日Morgan Stanley$162$166+11%
7月19日Deutsche Bank$165+11%
7月20日UBS Group$155$166+11%
7月22日Canaccord Genuity$165$175+17%
7月23日JPMorgan Chase & Co$175+17%
平均$161$169+14%

目標株価の平均を見ると、見直し前に161USドルだったものが、現在は169USドルになっています。

米国時間7月26日時点の株価、148.99USドルと比べると+14%の伸びしろがあります。

そして。

Canaccord Genuity と JPMorgan Chase & Co は、175USドルを予想しており、伸びしろは+17%。

米国株式市場全体を見ても、好決算の期待から、ダウ、S&P500、ナスダック共に史上最高値を更新しています。

明日の決算発表が楽しみです。

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