2023年4月16日日曜日

楽天証券 楽天カードによる投信積立クレジット決済 もらえるポイントがちょっとだけ改善 「三歩下がって二歩戻る」



私が eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) の積立を始めた時、楽天カード決済による還元率は1%でした。

積立投資でも1%還元されるんだ!

ということで、以下の記事でも分かる通り、静かにはしゃいでいたものです。

⇒ 2020.12.15 楽天カードでeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)積立投資っていい感じ?

ところが、その還元率も、あれよあれよという内に0.2%まで激減。

まあ、楽天としては楽天キャッシュを普及させたかったのでしょう。

楽天の思惑も分からないではありません。

しかし。

こんなやり方をされて、唯々諾々と従う私ではありません。

楽天キャッシュは完全無視。

ただ楽天カード決済のままにしていました。

しかし、知人の中には、楽天の条件改悪に愛想をつかして楽天経済圏から去っていった人もいました。

そんな流れが予想以上に大きかったのでしょうか。

ポイント還元率がちょっとだけ改善されるとのお知らせメールがきました。

ポイント還元率 0.2% ⇒ 0.5%

楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードだともう少し還元率がいいようですが、私とは関係ないので無視です。

0.5%還元は6月買付分から適用されるとのこと。

(こういうことは、すぐやればいいのに、、、)

楽天さん、財務状況が悪いのは分かります。

しかし。

悪いことはいいません。

既存のユーザーも大切にしておいた方がいいですよ。

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2023年4月14日金曜日

3月米国生産者物価指数低下 ⇒ 利上げ停止観測 ⇒ 株価上昇 



3月の米国生産者(卸売)物価指数が発表されました。

前月比▲0.5%の下落でした。

PPI前月比
1月+0.4%
2月0.0%
3月-0.5%

遂に下落に転じました。

その結果、FRBによる利上げが終わるのではないかとの観測が出て、株価は上昇。

ニューヨークダウ 34,029.69 前日比+383.19(+1.14%)

ナスダック 12,166.27 前日比+236.94(+1.99%)

これまでの世界経済・株式市場の状況は、大雑把に言うとこんな感じだと思います。

物価上昇 ⇒ 利上げ ⇒ 株価下落

その流れが、こうなっていくと見込まれているということです。

物価下落 ⇒ 利上げ停止 ⇒ 株価上昇

そして、あとどれくらいかかるかは分かりませんが、いずれこうなるのではないでしょうか。

景気悪化 ⇒ 利下げ ⇒ 株価上昇? あるいは下落?

私のスタンスとしては。

株式については、いずれにしても「果報は寝て待て」。

そして。

多少の債券を買っておこうかなどと模索しているところです。

果たして、どうなりますか。

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2023年3月30日木曜日

アルファベット(GOOG) 量子コンピューター開発でも頑張っている



3月28日の産経新聞で、国産初の量子コンピューターの記事が1面を飾っていました。

開発したのは理化学研究所。

量子ビット数は64です。

組織量子ビット数発表年
IBM米国4332022
グーグル米国722018
中国科学技術大学中国662021
理化学研究所日本642023

量子ビット数?

半導体の「プロセスノード」等もよく分かっていないところに持ってきて、今度は「量子ビット」ですか。

まあ、それは置いておいて。

今のところ開発競争は米中の後塵を拝していますが、量子コンピューターの実用化には100万量子ビットレベルが必要とのこと。

まだまだ先は長く、勝機はあります。

頑張ってもらいたいと思います。

ところで。

今更ながらビックリしたことがもうひとつあります。

我らがアルファベット(GOOG) も量子コンピューター開発で頑張っていました。

組織量子ビット数発表年
IBM米国4332022
グーグル米国722018
中国科学技術大学中国662021
理化学研究所日本642023

現在、量子ビット数は72で、世界第2位。

発表年は2018年とトップを切っていました。

2019年にはスーパーコンピューターで1万年かかる問題を3分20秒で解いて世界を驚かせたとのこと。

すいません。

知りませんでした。

しかし、まあ。

いずれにせよ、大したものです。

こうした人類発展のための開発に、株式投資を通じて自分も参加していることを誇らしく思います。

これからも、日本人として理化学研究所を、株主としてアルファベット(GOOG)を、応援していきたいと思います。

こうした世界の動きに興味を持たせてくれる株式投資。

感謝です。

P.S. 今後量子コンピューターが進化するに従って、エヌビディア(NVDA)の GPU やTSMC(TSM) の製造技術はどうなっていくのでしょうか。

この辺りも気にしていきたいと思います。

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2023年3月16日木曜日

クレディ・スイスの決算状況がここまで酷かったとは



シリコンバレーバンク等米国の銀行破綻の影響は軽微だろうと胸を撫でおろしたのも束の間、次はクレディ・スイスの株価急落です。

正直、スイスの銀行ならきっと健全だろうとの印象しかなく、今までクレディ・スイスなど気にもしていませんでした。

ところが、株価が▲24%超の急落と聞いてビックリ。

保有するウェルズファーゴ(WFC)の株価もとばっちりを受けて下がっています。

その株価急落の理由は何か?

ネットを調べてみると、

・不祥事

・経営陣交代

・法的問題

・筆頭株主(サウジ・ナショナル・バンク)が出資引上げ可能性排除

等、不穏な言葉が出てくるは、出てくるは。

こんな時は客観的なデータを見るに限ります。

ということで、3年間の決算を調べてみました。

百万スイスフラン2020FY2021FY2022FY
売上CHF22,389CHF22,696CHF14,921
純利益/損失CHF2,669-CHF1,650-CHF7,293
1株利益/損失CHF0.99-CHF0.63-CHF2.55
ROE5.9%-3.8%-16.1%
ROTE6.6%-4.2%-17.4%

2022年度の売上は、前年比▲34%も減っています。

また、純損失も膨らんでいます。

もうこれだけでもお腹一杯ですが、頑張って1株利益/損失も見ておきましょう。

ROE、ROTEも軒並みマイナスです。

預金・純資産の流出も半端ありません。

リーマンショックを受けて銀行業界も厳しく規制されてきたはずなのにどうしたことでしょうか。

とりあえず良い知らせとしては、スイス国立銀行が手を差し伸べるということ。

私はクレディ・スイスとは縁も所縁もないのですが、金融市場の安定化のため、一日も早い事態の収束を願っています。

決して、とばっちりを受けて株価が下がってしまったウェルズファーゴ(WFC)のことだけを考えている訳ではありません。

本当です。

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