2021年2月4日木曜日

アマゾン(AMZN) 「海外」営業利益が黒字化 2020年度通期でも増収増益決算 


アマゾン(AMZN)の2020年度第4四半期(2020年10月―12月)の決算は増収増益でした。

⇒ アマゾン(AMZN) 1株利益2.2倍の好決算 2020年10月―12月期の決算発表

同時に発表された2020年度通期(2020年1月―12月)の決算はどうだったのでしょうか。

こちらも、四半期決算と同様に、素晴らしい増収増益の好決算でした。

GAAP2019FY2020FY増減
売上$280,522$386,064+$105,542+38%
営業利益$14,541$22,899+$8,358+57%
純利益$11,588$21,331+$9,743+84%
一株利益(希薄化後)$23.01$41.83+$18.82+82%

セグメント別の売上を見ても、満遍なく+30%~+40%の増収を達成しています。

売上2019FY2020FY増減
北アメリカ$170,773$236,282+$65,509+38%
海外$74,723$104,412+$29,689+40%
AWS$35,026$45,370+$10,344+30%
売上合計$280,522$386,064+$105,542+38%

そして、営業利益でも、全てセグメントで増益、「海外」では黒字化を果たしています。

これにより、全てのセグメントで営業利益がプラスとなりました。

営業利益2019FY2020FY増減
北アメリカ$7,033$8,651+$1,618+23%
海外-$1,693$717+$2,410
AWS$9,201$13,531+$4,330+47%
営業利益合計$14,541$22,899+$8,358+57%

海外の営業利益は、少なくとも2014年以降ずっと赤字だったのですが、2020年は見事黒字になり、記念すべき年となりました。

今後もずっとこの調子で頑張ってもらいましょう。

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