米国時間の2月10日終値は、前日比+3.51%増の590.57USドルと、今にも600USドル台に届きそうです。
2月8日には前日比+6.24%値上がりしていました。
長期投資を志している私としては、日々の株価の上げ下げなど気にしないのですが、株価が上がるのを見るのは別に嫌いではありません。
、、、というより、三度の飯よりも好きです。
この株価上昇の理由を探ってみると、
1.日本のルネサスエレクトロニクスによる英国ダイアログ・セミコンダクターの買収
2.半導体の品薄
が挙げられていました。
なぜルネサスによるダイアログ買収が、エヌビディア(NVDA)の株価上昇につながるのかは分かりませんが、
半導体の品薄の方はすぐに合点が行きました。
世の中、需要と供給だからです。
品薄 → 需要>供給 → 価格の上昇 → エヌビディア儲かる → 株価上昇
風が吹く → 土埃が立って目に入る → ・・・ → 桶屋が喜ぶ よりずっと分かりやすいです。
最近は、半導体不足から、世界中で自動車生産が滞っているというニュースをよく目にします。
台湾のTSMCなど半導体を受託生産するファウンドリーの生産能力を取り合っているのも一因のようです。
半導体の設計・開発だけを行なっているファブレスのエヌビディア(NVDA)も、TSMCなどのファウンドリーに製造を委託しています。
品薄で価格上昇を喜んでいる間はいいですが、供給が極端に減って売上に支障が出てくるようになっては、目も当てられません。
株主としては、是非生産ラインを確保して、価格が上昇する「美味しいところ」だけ享受してもらいたいと思います。
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