アマゾン(AMZN)が、2020年10月―12月期の決算を発表しました。
2020年度第4四半期の決算です。
新型コロナウイルスの影響による巣ごもり需要やリモートワークが要因だと言われていますが、それにしても天晴れな増収増益でした。
1.売上
売上は、前年同期比+44%の増収でした。
前決算発表時のガイダンスでは、前年同期比+28%~+38%の増収が予想されていたのですが、それを上回る増収です。
また、市場もガイダンスの上限に近い+37%の増収を見込んでいたのですが、嬉しい誤算となりました。
2.営業利益
営業利益は、前年同期比+77%の増益でした。
3か月前のガイダンスでは、前年同期比▲74%の減益から+16%の増益が見込まれていたのですが、それをはるかに上回る増益です。
市場は、営業利益を予想していなかったので、残念ながら比較評価はできません。
しかし、次の1株利益の予想値を鑑みると、営業利益を予想しなくてラッキーだったかもしれません。
3.1株利益
希薄化後の1株利益は、驚異の前年同期比+118%の増益でした。
それに対して、市場が予想したのは+11%の増益です。
うーん。
桁が1桁違っています。
アナリストというお仕事は、きっと大変なお仕事なのだと思います。
しかし、今は、安物のワインを飲んで100万円以上する高級ワインだと言い切った時の石田純一と同じぐらい恥ずかしい思いをしているのではないでしょうか。
心中お察し申し上げます。
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