2021年2月18日木曜日

ウェルズファーゴ(WFC) 2020年度のバフェット氏による「裏切りの軌跡」

かつて、ウェルズファーゴ(WFC)の大株主だったウォーレン・バフェット氏率いるバークシャーハサウェイ。

そのバークシャーハサウェイは、昨年、新型コロナウイルス禍が始まるやいなや、蜘蛛の子を散らすようにウェルズファーゴ(WFC)の株式を売却し始めました。

ウェルズファーゴ(WFC)の側にも色々問題があったことは私も認めます。

また、投資の世界に情が入り込む余地がないことも重々承知しています。

それでも。

あれ以来、私はウォーレン・バフェット氏にいい気持ちを持つことができずにいます。

本当は名前に「氏」も付けたくなく、できれば呼び捨てにしたいほどです。

しかし、私は大人なので、投資の神様と呼ばれる人生の先輩にそんなことはしません。

その代わり、せめてもの抵抗のため、ここからは「彼」と呼ばせてもらいます。

その「彼」率いるバークシャーハサウェイが、米国時間の2月16日、2020年12月末時点の保有株式数を米国証券取引委員会に提出しました。

ということで、2020年度の「彼」によるウェルズファーゴ(WFC)株式売却の推移をまとめてみました。

年月保有株式数売却株式数前期末比%
2020年3月末323,212,91800%
2020年6月末237,582,705-85,630,213-26%
2020年9月末127,380,440-110,202,265-46%
2020年12月末52,423,867-74,956,573-59%

おー、これは見事な売りっぷりです。

こんなに売られては、株価も下落する訳です。

私は、この株式売却の推移のことを、「彼」による「裏切りの軌跡」と名付けます。

さて。

この「裏切りの軌跡」の露見を受けて、ウェルズファーゴ(WFC)の株価はどうなったのでしょうか。

それは。

次回のお楽しみということで。

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