2021年2月2日火曜日

アマゾン(AMZN) 決算発表前日に早くも+4%超の上昇 前決算時のガイダンスと市場予想をおさらい



日本時間2月3日(水)のアマゾン(AMZN)決算発表が、いよいよ明朝に迫ってきました。

対象は2020年度第4四半期(2020年10月ー12月)。

市場は好決算を見越して、まだ発表前日だというのに、早くも株価は+4%超の上昇。

米国時間2月1日終値 3,342.88USドル 前日比+136.68USドル(+4.26%)

その待てない感じ、痛いほどよく分かります。

さて、どんな決算になるか。

前決算発表時のガイダンスと市場予想を再掲し、おさらいしておきましょう。

⇒ 「来週の決算発表スケジュールは? アマゾン(AMZN)、アルファベット(GOOG)」

(以下、アマゾン(AMZN)分だけ、再掲)


ガイダンス

前回の決算発表の際に示された、2020年度第4四半期のガイダンスは、以下の通りでした。

4Q2019(実績)4Q2020(予想)伸び率(予想)
売上
$87,437
$112,000+28%
$121,000+38%
営業利益
$3,879
$1,000-74%
$4,500+16%

売上は、前年同期比で、+28%~+38%の伸びを見込んでいます。

また、営業利益は、武漢ウイルス対策費用を4,000百万USドル見込んだ上で、▲74%~+16%の、1,000百万USドル~4,500百万USドルを見込んでいます。


市場予想

一方で、市場は、前年同期比+37%の売上を予想しているようです。

ほぼアマゾン(AMZN)のガイダンスの上限に近い数字です。

 4Q2019 (10-12月)       市場予想          増減          %
           売上$87,437$119,660+$32,223+37%

また、1株利益は、前年同期比+11%の増益を予想しています。

営業利益と1株利益なので、同列には語れませんが、伸び率的にはアマゾン(AMZN)のガイダンスの上限側の数字と言えるでしょう。

 4Q2019 (10-12月)        市場予想           増減           %
EPS(希薄化後)$6.47$7.19+$0.72+11%

しかし。

何と言っても、相手はアマゾン(AMZN)です。

きっとガイダンスも市場予想も超えて、私たちを驚かせてくれるはずです。

期待しましょう。

(再掲、終わり)


まさか、市場予想を下回って急落!

なんてことがありませんように。

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