2021年2月9日火曜日

アマゾン(AMZN) もはやキャッシュモンスター 2020年の「本当の」フリーキャッシュフロー 前年比+26%の伸び!

今回は、アマゾン(AMZN)の2020年度(2020年1月―12月)の「本当の」フリーキャッシュフローの紹介です。

前回は、「いわゆる」フリーキャッシュフローを紹介しました。

⇒ アマゾン(AMZN) ザ・キャッシュマシン 2020年のフリーキャッシュフロー 前年比+20%の伸び!

「いわゆる」フリーキャッシュフローは、営業キャッシュフローから設備投資の支払額を差し引いたものです。

しかし。

現代の設備は、金利水準にもよりますが、購入する以外に、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)のコンピューターのように、リースによる調達もあります。

それも結構多額です。

無視できません。

従って。

「本当の」フリーキャッシュフローを求めるには、営業キャッシュフローから設備投資の支払額の他に、リースの支払額も差し引かなければなりません。

(百万USドル)20192020増減
営業キャッシュフロー$38,514$66,064+$27,550+72%
設備投資-$12,689-$35,044-$22,355+176%
リース-$9,655-$10,695-$1,040+11%
「本当の」フリーキャッシュフロー$16,170$20,325+$4,155+26%

すると。

2020年度の「本当の」フリーキャッシュフローは、20,325百万USドルで、前年比で+26%増加したことが分かります。

当然「いわゆる」フリーキャッシュフローと比べると、リース分だけ減りますが、順調に増加しています。

それにしても。

20,325百万USドルといえば、日本円にして2兆1千億円です。

凄いぞ、アマゾン(AMZN)。

もう一度言わせて下さい。

流石は、キャッシュマシンです。

いや。

これはもうキャッシュモンスターです。

と、ここで終わっても全然問題ないのですが。

実は。

アマゾン(AMZN)は、決算発表の際に、もうひとつのフリーキャッシュフローも開示しています。

それは何でしょうか。

「何だ、何だ、もったいつけるなよ」

と思われた方。

次回のブログもお楽しみに。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿