2021年10月29日金曜日

アップル(AAPL) 2021年度第4四半期決算 半導体不足による市場予想未達? 上等じゃないですか! 

アップル(AAPL)が、2021年度第4四半期決算(2021年7月ー9月)を発表しました。

7月ー9月期では史上最高の売上を記録。

堂々の増収増益です。

ところが。

発表後の時間外で、株価は終値比で▲3%以上下落しています。

米国時間10月28日終値(発表前) 152.57USドル 前日比+3.72USドル(+2.50%)

米国時間10月28日時間外(発表後) 147.30USドル 終値比▲5.27USドル(▲3.45%)

理由は、市場予想を下回ったから。

バカバカしい。

アップルの製品が飽きられて売上が落ちたというのなら分かります。

しかし。

その市場予測未達の原因は、半導体不足だとのこと。

上等じゃないですか。

手に入りづらいとなれば、ヒトはもっと欲しくなるもの。

全く問題ありません。

ジラセましょう。

待たせましょう。

4Q20204Q2021増減
売上$64,698$83,360+$18,662+29%
営業利益$14,775$23,786+$9,011+61%
純利益$12,673$20,551+$7,878+62%
EPS(希薄化後)$0.73$1.24+$0.51+70%

売上は、前年同期比+29%の増収。

利益は、営業利益が+61%、純利益が+62%、1株利益が+70%の増益。

立派なものです。

私なら絶対買い増しします。

ただし。

資金さえあれば。

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2021年10月27日水曜日

ウェルズファーゴ(WFC) 2021年度第3四半期決算 発表後株価50ドル台キープで「雨降って地固まる」?




米国時間の10月14日に、ウェルズファーゴ(WFC)の2021年度第3四半期決算(2021年7月―9月)が発表されました。

減収増益でした。

3Q20203Q2021差異
収入$19,316$18,834-$482-2%
純利益$3,216$5,122+$1,906+59%
EPS$0.70$1.17+$0.47+67%
貸倒引当金$769-$1,395-$2,164良化

収入は、前年同期比▲2%の減収。

その収入の内訳を見てみると、その他収入はほぼ横でしたが、低金利状況を反映してか、金利収入が前年同期比▲5%となったのが響いています。

3Q20203Q2021差異
金利収入$9,379$8,909-$470-5%
その他収入$9,937$9,925-$120%
収入合計$19,316$18,834-$482-2%

一方。

利益を見ると、純利益は前年同期比+59%、1株利益は+67%の増益でした。

また、貸倒引当金も、経済の好転を反映して、前年同期比で2,164百万USドル良化しました。

1つ気になるのは。

この利益は、米国通貨監督庁から9月に科された住宅ローン業務関連の制裁金250百万USドルが引かれたものとのこと。

それがなければもっと増益になっていたということで、株主としては怒るところです。

ただ。

この決算発表(10月14日)後の株価推移を見て下さい。

このグラフを見ると、ちょっと気持ちも落ち着きます。

ご覧の通り、発表後株価は一気に上昇し、その後ずっと50USドル台をキープしているからです。

ウェルズファーゴ(WFC)は、資産上限の制裁も解けず、まだまだフラフラした感じが続いていますが、株価を見る限り、とりあえず「雨降って地固まる」といったところでしょうか。

後は、更なる果報を寝て待つことにします。

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