2021年2月18日木曜日

TSMC(TSM)株式購入 私が惚れ込んだ理由とは? その3 マーケットシェア

TSMC(TSM)株式購入 私が惚れ込んだ理由とは? その2 圧倒的技術力」からの続きです。

TSMC(TSM)株式購入 私が惚れ込んだ理由とは? その1」では、TSMCの株式購入報告と、2017年~2020年の売上・利益の推移を概観しました。

そして。

TSMC(TSM)株式購入 私が惚れ込んだ理由とは? その2 圧倒的技術力」では、TSMCの圧倒的な技術力を紹介しました。

今回は。

TSMCが、ファウンドリー業界において、どれくらいのマーケットシェアを占めているかについて紹介します。

情報ソースは例によって、こちらです。

Business Journal https://biz-journal.jp/2021/02/post_207910.html

ファウンドリー業界上位5社の2020年、2021年(予想)の売上高シェアをご覧下さい。

ファウンドリー
売上高シェア
増減
20202021
TSMC(台湾)55%56%+1%
サムスン電子(韓国)17%16%-1%
UMC(台湾)7%7%0%
グローバル・ファウンドリー(米国)7%6%-1%
SMIC(中国)4%4%0%
上位5社合計90%89%-1%

2020年、2021年共に、上位5社で9割のシェアを占めています。

その中で、TSMCは50%超のシェアを誇り、2位のサムスン電子以下との格差は歴然としています。

そして、2021年には、他社が現状維持、あるいはシェアを落とす中、更にシェアを伸ばす唯一の企業となっています。

2021年には3nmの量産を開始すると言われており、また、更に微細化を進められる唯一の企業だとすれば、今後更にマーケットシェアが増えることも期待されるのではないでしょうか。

ここまで来ると、「惚れてまう」どころではなく、「目はもう貴方に釘付け」です。

このようにTSMCが圧倒的なシェアを誇るファウンドリー業界ですが、では半導体そのものの需要は今後どうなって行くのでしょうか。

次回は、今後の半導体の需要について触れたいと思います。

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