⇒ アルファベット(GOOG) 不覚にも初めて知った! グーグルクラウド事業が赤字だったとは!!
ということで、今回はホヤホヤの2020年度実績データを使って、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)とグーグルクラウドの比較をしてみたいと思います。
1.売上の比較
マーケットシェア第1位のAWSの売上は、グーグルクラウドの売上の約3.5倍あります。
2.営業利益の比較
営業利益は、AWSが13,531百万USドルの黒字に対して、グーグルクラウドは5,607百万USドルの赤字です。
3.AWS
アマゾン全売上に占めるAWSの割合
AWSのアマゾン全売上に占める割合は12%です。
アマゾンの営業利益に占めるAWSの割合
AWSのアマゾン全営業利益に占める割合は59%です。
つまり、AWSは、アマゾンの7%の売上で、59%の営業利益を稼ぎ出しています。
大したものです。
4.グーグルクラウド
全売上に占めるグーグルクラウドの割合
一方、グーグルクラウドのアルファベット全売上に占める割合は7%です。
営業利益に占めるグーグルクラウドの割合
残念ながら、グーグルクラウドは営業損失です。
営業損失では円グラフも描けません。
以上をまとめると、流石はクラウド業界の横綱AWSというところでしょうか。
グーグルクラウドはまだ道半ばです。
しばらくは、採算度外視を続けながら、シェアの増加を目指していくことでしょう。
そして、切磋琢磨を続けながら、いつか黒字転換を目指して頑張ってもらいたいと思います。
もちろん、AWSには更なる発展を期待しています。
ということで、今回はAWSとグーグルクラウドを比較して、現状を把握してみました。
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