2022年7月30日土曜日

アップル(AAPL) 2022年度第3四半期決算 増収減益 四半期ベースで過去最高売上とはいうけれど



アップル(AAPL)が、2022年度第3四半期(4月―6月)の決算を発表しました。

増収減益でした。

売上は、前年同期比+2%の増収。

四半期ベースでは、過去最高の売上とのことなので、喜ぶべきことです。

売上3Q20213Q2022増減
製品$63,948$63,355-$593-1%
サービス$17,486$19,604+$2,118+12%
売上合計$81,434$82,959+$1,525+2%

しかし。

製品とサービス別に見てみると、ちょっと不安が過ります。

サービスは前年同期比+12%と素晴らしい伸びを示したものの、製品の売上は▲1%と前年同期を下回ったからです。

カテゴリー別に見ても、製品の中で伸びたのはアイフォン(+3%)だけで、マック(▲10%)、アイパッド(▲2%)、ウェアラブル他(▲8%)と、軒並み減収です。

そして。

利益は、いずれの段階でも減益でした。

3Q20213Q2022増減
売上$81,434$82,959$1,5252%
営業利益$24,126$23,076-$1,050-4%
純利益$21,744$19,442-$2,302-11%
EPS(希薄化後)$1.30$1.20-$0.10-8%

営業利益は、前年同期比▲4%の減益。

純利益は▲11%、1株利益は▲8%の減益でした。

ちょっと気になるところであります。

しかし。

腐ってもアップル。

また勢いを取り戻してくれるはずです。

ということで。

果報は寝て待て。

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2022年7月28日木曜日

メタ(META) 2022年度第2四半期決算 減収減益 それも減収は上場以来初めて

メタ(META)が、2022年度第2四半期(4月―6月)の決算を発表しました。

減収減益でした。

2Q20212Q2022増減
売上$29,077$28,822-$255-1%
営業利益$12,367$8,358-$4,009-32%
純利益$10,394$6,687-$3,707-36%
1株利益(希薄化後)$3.61$2.46-$1.15-32%

売上は、前年同期比▲1%の減収。

それも。

四半期ベースでの減収は上場以来初めてとのこと。

これはいけません。

営業利益、純利益は、それぞれ前年同期比▲32%、▲36%の減益。

そして、1株利益も▲32%の減益でした。

それだけではありません。

フリーキャッシュフローも、前年同期比▲48%とほぼ半減しています。

2Q20212Q2022増減
営業キャッシュフロー$13,246$12,197-$1,049-8%
設備投資-$4,612-$7,528-$2,91663%
金融リース元金支払い-$123-$219-$9678%
フリーキャッシュフロー$8,511$4,450-$4,061-48%

あらま。

この不調は次の四半期も続くのでしょうか。

2022年度第3四半期のガイダンスを見てみます。

3Q20213Q2022増減
売上$29,010$26,000$28,500-$3,010-$510-10%-2%

売上は、前年同期比▲10%~▲2%の減収を見込んでいるとのこと。

これが正しいとすると、2四半期連続で減収が続くことになります。

これはかなり重症です。

この決算結果を受けて、株価は時間外で下落しています。

発表前 7月27日終値 169.58USドル 前日比+10.43USドル(+6.55%)

発表後 7月27日時間外 161.70USドル 終値比▲7.88USドル(▲4.65%)

しばらく不調は続くかもしれません。

しかし。

メタバースには未来があります(あるはずです)。

実を結ぶまで、果報を寝て待ちたいと思います。

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