2021年1月15日金曜日

ウェルズファーゴ(WFC) 2021年注目のトピックス 資産上限規制の撤廃は? 金利動向は?

2020年は、ウェルズファーゴ(WFC)にとって散々な年でした。

数年前のスキャンダルによる資産上限規制に持ってきて、新型コロナウイルスの蔓延です。

「泣きっ面に蜂」どころかスズメバチでした。

経済は停滞、金利は下がる。

減収減益、株価は半減。

自社株買いは止められて、配当も5分の1になってしまいました。

そんな中、約1名、

「この株価下落は絶好の買い時だ!」

と、はしゃいでいた輩がいましたが、かのバフェット氏もウェルズファーゴ(WFC)株を売却していたということを知るに及び、いつの間にやら鳴りを潜めていたのでありました。

そんなウェルズファーゴ(WFC)も、12月には株価が30USドルを回復。

規制撤廃も時間の問題かもしれないというような明るい話題も出始めました。

果たして、2021年はどんな年になるのか?

気になるトピックスを挙げておきたいと思います。


1.資産上限規制の撤廃

スキャンダルの結果として重く課せられた資産上限規制ですが、バイデン新政権も規制よりも経済回復優先ということで、そろそろ撤廃を期待したいところです。

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2.株主還元規制の緩和・撤廃

2020年は、銀行の体力温存のため、配当支払いや自社株買いの株主還元が規制されていましたが、2021年にはその規制がいつ緩和・撤廃されるのか気になるところです。

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3.金利動向

現在、世の中は世界的にゼロ金利。

利ザヤで稼ぐ銀行としては、早く適正な金利水準に戻ってもらわないと商売上がったりです。

そのためにも2021年は、いち早い新型コロナウイルスの収束、経済の回復が望まれます。

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4.バフェット氏による株買戻し

まあ、はっきり言ってこれはどうでもよい話です。

しかし、2021年には株価が回復して、苦しい時に裏切り行為をなさったバフェット氏に是非吠え面をかいていただきたいとの思いから、掲げさせてもらいます。

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いよいよ明日1月16日(米国時間1月15日)には、ウェルズファーゴ(WFC)2020年度第4四半期(2020年10月―12月)の決算が発表されます。

是非とも、明るい2021年につながるような好決算を出してもらいたいものです。

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