米国でバイデン政権が発足しました。
そして、同じく米国時間の1月20日、アマゾン(AMZN)がワクチン供給で協力を申し出ました。
就任当日の申し出とは、何と素晴らしいタイミングでしょう。
バイデン大統領は、就任後の100日間で、1億回分の接種を目標に掲げています。
渡りに船とはこのことです。
アマゾン(AMZN)の物流網、情報技術力を活かせば、米国国民へのワクチン接種がより迅速になることは間違いありません。
素晴らしい。
と思う一方で、もしもこの申し出が受け入れられた場合、アマゾン(AMZN)に対する独禁法違反の矛先も多少は鈍るのではないか。
株主としては、ついそんな邪(よこしま)なことを考えてしまいます。
しかし。
バイデン大統領は嬉しい。
アマゾン(AMZN)も嬉しい。
そして、米国国民も嬉しい。
このディールで損をする人はいません。
これが政治というものです。
そういえば。
ベゾス氏とトランプ元大統領とは確執がありました。
果たしてトランプ元大統領が再選されていたとしても同様の申し出はなされていたのでしょうか。
いや。
そんなことは聞きますまい。
今はただ、1日も早い新型コロナウイルス感染の制御がなされることを祈るだけです。
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