「将来的には有形自己資本利益率15%を目指す」
ウェルズファーゴ(WFC) が2020年度第4四半期の決算を発表した際、シャーフ頭取はそう述べました。
有形自己資本とは、普通株式や利益剰余金で、自己資本から優先株やのれん代などの無形資産を除いたものです。
より安定した自己資本なので、その利益率は金融危機の際などの金融機関の健全性を見る指標にもなります。
さて。
ウェルズファーゴ(WFC) の2020年度通期の有形自己資本利益率は、、、。
何と、1.3%まで低下しました。
しかし。
四半期ごとの数字を見れば、徐々に回復していることが分かります。
そして、シャーフ頭取曰く、既に有形自己資本利益率10%は「clear line of sight(達成可能な視界)」にあるとのこと。
今後、
更なる効率化を進め、
バランスシートを拡大し、
金利が上昇すれば、
有形自己資本利益率が15%となることも、そんなに遠い夢ではないのです。
ということで。
2021年は、シャーフ頭取の更なる力量、リーダーシップに期待したいと思います。

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