2021年1月21日木曜日

アルファベット(GOOG) 「フィットビットはグーグルの一部となりました」とは言うけれど?

遂に、グーグルによるフィットビットの買収が成立しました。


1月14日付けで、フィットビットのジェームズ・パークCEO兼社長が、

「フィットビットはグーグルの一部となりました」

と述べています。

また。

同じく1月14日付けで、アルファベット(GOOG)のウェブサイトにも、

"Google completes Fitbit acquisition" (グーグル、フィットビットの買収完了)

としっかり出ています。

これにて一件落着。

お疲れさまでした。

、、、と言いたいところなのですが。

しかし。

何かが変なのです。

何しろ、米国司法省が引き続きこの買収を審査すると言っているのです。

全然一件落着していません。

そういえば、オーストラリア当局が承認を渋っているという報道も、その後承認したというような続報は聞いていません。

つまり。

今日現在、この買収を正式に承認しているのは、欧州委員会だけなのです。

⇒ 「アルファベット(GOOG) 朗報:欧州委員会がグーグルによるフィットビットの買収を承認」

どういうことなのでしょうか。

これでは、若い2人が周囲の反対を押し切って結婚を強行したものの、認めているのはおばさん1人で、親や他の親戚は認めていない、というような状況ではないですか。

それでなくても、独占禁止法の提訴などでややこしい時期に、またまたややこしいことをしてくれました。

しっかり対応して、後に禍根を残さないようにしてもらいたいものです。

宜しくお願いします。

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