ウェルズファーゴ(WFC)株価のジリ貧状態が続いています。
米国時間10月27日終値 US$21.82 前日比▲US$0.88(▲3.88%)
2019年末の株価が53.80USドルですから、半減どころか▲60%に近づいています。
もちろん、この不調の主原因は武漢ウイルスです。
しかし、皆さんもご存知の通り、ウェルズファーゴ(WFC)は、他の金融機関にはない更なる重荷を背負っています。
2018年から、米国中央銀行によって課されている、資産の上限制裁です。
2016年に発覚したスキャンダルの結果、資産の上限が、2017年末の資産額である1兆9500億USドルに制限されました。
その結果、貸付額を伸ばすことができず、つまり、成長することができなくなっているのです。
低金利の時代に、これはきついです。
そこに持ってきて、この武漢ウイルス禍。
まさに泣きっ面に蜂とはこのことです。
この資産上限設定制裁によって、ウェルズファーゴ(WFC)は、この2年半の間に4,000百万USドルの損失を被ったという試算もあるようです。
更に、悪いニュースは続きます。
もしも、今回の米国大統領選挙でバイデン氏が当選すると、この制裁は2023年まで続くらしいとのこと。
もうそろそろこの制裁は、解除してもらっていいのではないでしょうか。
もう十分すぎるほど、不利益は被りました。
経営陣も、反省しています。
そして、もうあんなことはいたしません、と言っています。
ですから、お代官様、どうかお慈悲を下さいませ。
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