2021年1月12日火曜日

エヌビディア(NVDA) 中国の電気自動車メーカーNIOに製品供給 テスラ株▲4%超の衝撃?

エヌビディア(NVDA)が、中国の電気自動車メーカーのNIOに製品を供給するという発表がありました。

供給する製品は、NVIDIA DRIVE Orin System-on-a-chip (SoC)。

これがNIOの自動車用スーパーコンピューター「アダム」に使われるとのことです。

これがどれくらい凄いことなのか?

私は不勉強で、中国のNIOという会社を知らなかったのですが、次の事実を知るとその凄さが分かりました。

この製品供給の発表を受けて、テスラの株価が▲4%超下落したそうです!

これは確かに凄そうです。

客観的に数字を比較すると。

NVIDIA DRIVE Orin System-on-a-chip (SoC)の能力は、254 TOPS。

それに対して、テスラのFSDコンピューターの能力は、144 TOPSだとのこと。

TOPS は、Tera Operation Per Second(1秒あたり兆回演算)の略だそうです。

(チョコレートケーキのことではありません)

1秒あたり254、000,000,000,000回の演算?!

更に。

NIOのアダムは、このチップを4つ使用するとのことで、能力は1,000 TOPSを超えるそうです。

このアダムを搭載した新世代の自動運転電気自動車は、2022年に発売予定とのこと。

正直に言うと、この発表を見て、日本人である私としては、中国ではなく日本の自動車メーカーだったら良かったのに、と思ってしまいました。

しかし。

この中国企業との結びつきが、エヌビディア(NVDA)による英国企業ARM買収の中国当局による承認に有利に作用しないかな。

そんなことも考えてしまいました。

いずれにしても。

エヌビディア(NVDA)が、世界中で自動運転に欠かせない企業になっている訳で、これはもう株主冥利に尽きます。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿