2021年1月23日土曜日

アルファベット(GOOG) オーストラリア政府とニュースの検索結果有料化でバトル どっちもどっち?

最近、オーストラリアは色々大変です。

新型コロナウイルス起源の徹底的な調査を中国に求めて以来、中国との関係が悪くなり、石炭の輸出などで嫌がらせを受けています。

そこに来て、今度はグーグルとの間で新たな問題勃発です。

オーストラリア政府は現在、

グーグル検索の検索結果でニュースが表示された場合、グーグルがニュースメディアに使用料を払う、

という法律を作ろうとしているとのこと。

それに対してグーグルは、

「だったら、オーストラリア内ではグーグル検索が使えないようにする」

と反論しているそうです。

オーストラリア政府はこの反論を、「脅し」、「脅迫」と表現しています。

果たして、どちらのいうことが正しいのでしょうか。

メディアとしては、自社のニュースがインターネットで無料で読まれ、紙ベースの販売が減ってしまう現在の状況は厳しいことでしょう。

しかし、この状況は社会のデジタル化による結果であって、インターネット検索とは関係ないのではないでしょうか。

例えば、この問題が日本で起きたとしましょう。

グーグル検索で、産経新聞の記事が検索結果に出てきたとします。

普通に考えれば、その結果、産経新聞の記事がより多くの人たちに読まれることになり、産経新聞としては嬉しいのではないでしょうか。

表示してくれた検索サービスに対して対価を求めるものでしょうか。

近頃どうも、何でもかんでもGAFAが悪い、GAFAに対してなら何を言っても、何を要求してもよい、という風潮があるように思えてなりません。

それが行き過ぎると、お互いにこのような大人げない対応になっていくのも、仕方ないと思います。

ここはひとつ、どうすれば消費者にとって一番良いのかという観点で、解決策を探ってもらいたいものです。

どうですか?

このように。

私だって、まじめに考える時は考えるのです。

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