最近、オーストラリアは色々大変です。
新型コロナウイルス起源の徹底的な調査を中国に求めて以来、中国との関係が悪くなり、石炭の輸出などで嫌がらせを受けています。
そこに来て、今度はグーグルとの間で新たな問題勃発です。
オーストラリア政府は現在、
グーグル検索の検索結果でニュースが表示された場合、グーグルがニュースメディアに使用料を払う、
という法律を作ろうとしているとのこと。
それに対してグーグルは、
「だったら、オーストラリア内ではグーグル検索が使えないようにする」
と反論しているそうです。
オーストラリア政府はこの反論を、「脅し」、「脅迫」と表現しています。
果たして、どちらのいうことが正しいのでしょうか。
メディアとしては、自社のニュースがインターネットで無料で読まれ、紙ベースの販売が減ってしまう現在の状況は厳しいことでしょう。
しかし、この状況は社会のデジタル化による結果であって、インターネット検索とは関係ないのではないでしょうか。
例えば、この問題が日本で起きたとしましょう。
グーグル検索で、産経新聞の記事が検索結果に出てきたとします。
普通に考えれば、その結果、産経新聞の記事がより多くの人たちに読まれることになり、産経新聞としては嬉しいのではないでしょうか。
表示してくれた検索サービスに対して対価を求めるものでしょうか。
近頃どうも、何でもかんでもGAFAが悪い、GAFAに対してなら何を言っても、何を要求してもよい、という風潮があるように思えてなりません。
それが行き過ぎると、お互いにこのような大人げない対応になっていくのも、仕方ないと思います。
ここはひとつ、どうすれば消費者にとって一番良いのかという観点で、解決策を探ってもらいたいものです。
どうですか?
このように。
私だって、まじめに考える時は考えるのです。

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