⇒ この1年の株価推移 最も値上がりした株式は? 「株式は参加していることに意義がある」
この数字に嘘はありません。
しかし。
ウェルズファーゴ(WFC)の株価が1.8倍と好調に見えるのに、絶好調なアマゾン(AMZN)の株価が、1.2倍にしかなっていない等、肌感覚と違う感じがしたのも否めませんでした。
そうです。
1年間を不自然に切り取ったために、コロナ禍の影響が上手く反映していなかったのです。
ということで、改めて、ビフォーコロナである1年半前の2019年12月末からの株価推移を見たいと思います。
例によって、2019年12月末の株価を100とした指数で示します。
すると。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのエヌビディア(NVDA)は、ビフォーコロナ比で3.4倍の躍進。
他社の追随を許さないファウンドリーであるTSMC(TSM)も、2倍強上昇しています。
うーん、やっぱり。
肌感覚に近い数字が表れました。
アルファベット(GOOG)、アップル(AAPL)、アマゾン(AMZN)も、2倍に迫まる勢いです。
コロナ禍もどこ吹く風ではないですか。
一方、ビフォーコロナの水準にまだ戻っていないのが、サザンカンパニー(SO)とウェルズファーゴ(WFC)。
それぞれ95%と84%ですが、ウェルズファーゴ(WFC)など2020年6月末には半分以下にまで下落していたのですから、もう一息と言えるでしょう。
ということで、前回の数字はもちろん「事実」ではありますが、今回はより「真実」の姿をお届けしました。
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