2021年7月5日月曜日

ビフォーコロナからの株価推移 最も値上がりした株式は? より「真実」の姿


先日、この1年間で最も値上がりした株式が何だったか、という記事を書きました。

⇒ この1年の株価推移 最も値上がりした株式は? 「株式は参加していることに意義がある」

この数字に嘘はありません。

しかし。

ウェルズファーゴ(WFC)の株価が1.8倍と好調に見えるのに、絶好調なアマゾン(AMZN)の株価が、1.2倍にしかなっていない等、肌感覚と違う感じがしたのも否めませんでした。

そうです。

1年間を不自然に切り取ったために、コロナ禍の影響が上手く反映していなかったのです。

ということで、改めて、ビフォーコロナである1年半前の2019年12月末からの株価推移を見たいと思います。

2019年12月末2020年6月末2020年12月末2021年6月末
NVDA100161222340
TSM10098188207
GOOG100106131187
AAPL100124182187
AMZN100149176186
FB100111133169
NASDAQ100112144162
S&P50010096116133
SBUX10084122127
SO100819695
WFC100485684

例によって、2019年12月末の株価を100とした指数で示します。

すると。

今や飛ぶ鳥を落とす勢いのエヌビディア(NVDA)は、ビフォーコロナ比で3.4倍の躍進。

他社の追随を許さないファウンドリーであるTSMC(TSM)も、2倍強上昇しています。

うーん、やっぱり。

肌感覚に近い数字が表れました。

アルファベット(GOOG)、アップル(AAPL)、アマゾン(AMZN)も、2倍に迫まる勢いです。

コロナ禍もどこ吹く風ではないですか。

一方、ビフォーコロナの水準にまだ戻っていないのが、サザンカンパニー(SO)とウェルズファーゴ(WFC)。

それぞれ95%と84%ですが、ウェルズファーゴ(WFC)など2020年6月末には半分以下にまで下落していたのですから、もう一息と言えるでしょう。

ということで、前回の数字はもちろん「事実」ではありますが、今回はより「真実」の姿をお届けしました。

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