2021年7月15日木曜日

TSMC(TSM) 2021年度第2四半期決算発表 この増収増益はもっと評価されていい?


TSMC(TSM)が、2021年度第2四半期(2021年4月―6月)の決算を発表しました。

事前にも、このような情報があり、

⇒ アイフォン13用チップ(A15 Bionic)の生産で、6月売上が前年比+22.8%アップ

もはや関心は、決算が増収増益だったかどうかではなく、どれだけ増収増益だったかと言えるでしょう。

まずは、新台湾ドルベースから見てみます。

NT$2Q20202Q2021増減
売上$310,699$372,145+$61,446+20%
営業利益$131,094$145,667+$14,573+11%
純利益$120,892$134,481+$13,589+11%
1株利益$4.66$5.18+$0.52+11%
1ADR 利益$23.30$25.91+$2.61+11%

売上は、前年同期比+20%の増収です。

営業利益、純利益は、どちらも前年同期比+11%の増益です。

そして。

希薄化後の1株利益、1ADR利益(1ADR=5株)も、前年同期比で+11%伸びています。

次に、USドルベースの数字を見てみます。

US$2Q20202Q2021増減
売上$10,385$13,289+$2,904+28%
営業利益$4,382$5,201+$819+19%
純利益$4,041$4,802+$761+19%
1株利益$0.16$0.19+$0.03+19%
1ADR 利益$0.78$0.93+$0.15+19%

為替が新台湾ドル高に振れた(NT$29.918/USドル→NT$28.005/USドル)ため、増収増益の幅は大きくなっています。

売上は、前年同期比+28%の増収。

営業利益、純利益は、前年同期比+19%の増益となっています。

そして。

希薄化後の1株利益、1ADR利益(1ADR=5株)も、前年同期比で+19%伸びています。

これはもう、どこから見ても立派です。

以上のような数字を期待してか、このところ株価はジワジワと上昇していました。

しかし。

世界最大のファウンドリーとしての立ち位置、そして、重要性を考えると、もっと評価されてもいいような気がするのは私だけでしょうか。

これからも頑張ってもらいましょう。

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