2020年12月19日土曜日

アルファベット(GOOG) 朗報:欧州委員会がグーグルによるフィットビットの買収を承認

朗報です。

欧州委員会が、グーグルによるフィットビットの買収を承認しました。

このところ、独占禁止法違反容疑での提訴が続いていたため、久々の嬉しいニュースといえるでしょう。

(ただし、6年とか8年も前に承認されたインスタグラムやワッツアップの買収について、今更のように訴えられているフェイスブック(FB)の例もあるので、まだ安心はできませんが)

グーグルによるフィットビットの買収は、2019年11月に発表されました。

そして、今年の8月に、この買収が適正な競争を阻害して顧客に不利益をもたらさないか、欧州委員会による調査が開始されました。

⇒ 「アルファベット(GOOG) 欧州委員会がグーグルによるフィットビット買収を調査開始」

その後、10月には承認されそうだとの観測が持ち上がり、結論は12月23日に出るとのことになっていました。

⇒ 「アルファベット(GOOG) フィットビット買収を欧州委員会が承認の見込み とりあえず第一関門突破?」

それが、ちょっとだけ早く承認の結論が出たということでしょう。

欧州委員会との折衝では、

・フィットビットの商品によって得られた顧客の健康データは、グーグルの広告事業には使用しないことを約束し、

・フィットビットの買収は、更なる技術革新に繋がり、顧客がより健康な生活を送れるようになるための手助けになることを説明し、納得してもらったようです。

よく頑張ってくれました。

世の中、捨てる神あれば拾う神あり、です。

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