私は、米国株式以外にも、オセアニアでも株式・債券投資をしています。
具体的には、ニュージーランドとオーストラリアです。
今、そのニュージーランド証券取引所で、忌々しき事態が起きています。
先週から今日にかけて、5日連続で証券取引所のサイトがサイバー攻撃を受けているのです。
何しろ、株価を調べようとサイトを訪問しても、「このサイトにアクセスできません」と表示されてしまうのですから、間違いなく本物のダウンです。
「私は、ニュージーランド株はやってないから、関係ないわ」
なんて思っている貴方。
何という想像力の欠如でしょう。
ニュージーランドで起きるということは、米国市場など他の市場でも起きないとは限りません。
また、今回のニュージーランドでのサイバー攻撃は営利目的との噂もありますが、サイバー攻撃は何も営利目的だけとは限らないではありませんか。
折しも、世界は今、自由主義陣営と共産主義陣営の関係も、良からぬ状況になっています。
何もかもがコンピューターになった時代。
相手国をギャフンと言わせるには、何もミサイルは必要ありません。
相手の株式市場をサイバー攻撃で取引不能にしてしまえば、勝ったも同然です。
なんて考える輩が出てきても不思議ではありません。
ある日、突然、自分の米国株式のデータがサイバー攻撃で、全て消去されてしまった!
などということを想像してみて下さい。
アマゾン(AMZN)の株価が買値の2倍になったとか、エヌビディア(NVDA)の株価が3倍になったとはしゃいでいたことが、全て文字通り全て水の泡です。
真夏の夜の夢です。
そう考えると、恐ろしいと思いませんか?
私など、夜も寝られないほどです。
では、そうすればいいか。
残念ながら、それに対する答えは、持ち合わせていません。
ただただ、そういうことが起きないように祈るばかりです。
今は世界中の市場が繋がっているので、どれほどの効果があるかは分かりませんが、地域的な分散投資をもっと考えないといけないかもしれない。
ちょっとそんなことを考えた8月末です。
あー、ニュージーランド株の月末の株価データはどうすればいいんだ?!

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