2020年9月16日水曜日

スターバックス(SBUX) 6-8月の売上 まだ影響はあるものの確実に回復基調! 

スターバックス(SBUX)が、直近3か月の売り上げ状況をプレゼンしました。

米国時間の9月15日、場所はラスベガス、J. P. モーガン主催のレストラン・カジノ業界のフォーラムでの発表です。

要旨としては、

スターバックス(SBUX)の主要市場である米国と中国において、

6月~8月の前年同月比の直営既存店の売上伸び率は、

依然としてマイナスではあるものの、

月を追うごとに確実に回復しつつある、という嬉しい内容だったようです。

そのプレゼン内容を受けて、スターバックス(SBUX)の株価は、僅かに上昇しました。

米国時間9月15日終値 US$87.71 前日比+US$1.08(+1.25%)

具体的に、売上伸び率を見てみましょう。

誰ですか、普通にグラフを眺めて、

何だ、まだ思い切りマイナスではないか!

などと吐き捨てたのは?

いいですか?

今は非常時なのです。

この場合の正しいグラフの見方は、

米国(青)は、あ、マイナスの値がどんどん小さくなってる!

であり、

中国(赤)は、お、8月はプラス・マイナス・ゼロまで戻してるじゃないか!

です。

そうは言っても、スターバックス(SBUX)のプレゼンターも、流石に居心地が悪かったのか、無理やり前々年(2年前)同月比の数字も発表しています。

最初のグラフを見た後で、このグラフを見ると。

米国(青)は、あ、マイナスがどんどん縮小してるし、マイナスの値も大したことないじゃん!

中国(赤)は、お、何と8月はプラスじゃないか!

という気が、多少はしてくるというものです。

ナイス、プレゼン!です。

その上、米国では、2021年度第2四半期(2021年1-3月期)には、直営既存店の売上がプラスに転じる見込みであり、

中国においては、何と2021年度第1四半期(2020年度10-12月期)でプラス化を見込んでいるとのこと。

中国やロシアの武漢ウイルスワクチンの開発は、安全性や有効性がどうなのだろうという不安はあるものの、着実に良い方向に向かっていることは、間違いなさそうです。

引き続き、果報を寝て待ちたいと思います。

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