スターバックス(SBUX)が、直近3か月の売り上げ状況をプレゼンしました。
米国時間の9月15日、場所はラスベガス、J. P. モーガン主催のレストラン・カジノ業界のフォーラムでの発表です。
要旨としては、
スターバックス(SBUX)の主要市場である米国と中国において、
6月~8月の前年同月比の直営既存店の売上伸び率は、
依然としてマイナスではあるものの、
月を追うごとに確実に回復しつつある、という嬉しい内容だったようです。
そのプレゼン内容を受けて、スターバックス(SBUX)の株価は、僅かに上昇しました。
米国時間9月15日終値 US$87.71 前日比+US$1.08(+1.25%)
具体的に、売上伸び率を見てみましょう。
誰ですか、普通にグラフを眺めて、
何だ、まだ思い切りマイナスではないか!
などと吐き捨てたのは?
いいですか?
今は非常時なのです。
この場合の正しいグラフの見方は、
米国(青)は、あ、マイナスの値がどんどん小さくなってる!
であり、
中国(赤)は、お、8月はプラス・マイナス・ゼロまで戻してるじゃないか!
です。
そうは言っても、スターバックス(SBUX)のプレゼンターも、流石に居心地が悪かったのか、無理やり前々年(2年前)同月比の数字も発表しています。
最初のグラフを見た後で、このグラフを見ると。
米国(青)は、あ、マイナスがどんどん縮小してるし、マイナスの値も大したことないじゃん!
中国(赤)は、お、何と8月はプラスじゃないか!
という気が、多少はしてくるというものです。
ナイス、プレゼン!です。
その上、米国では、2021年度第2四半期(2021年1-3月期)には、直営既存店の売上がプラスに転じる見込みであり、
中国においては、何と2021年度第1四半期(2020年度10-12月期)でプラス化を見込んでいるとのこと。
中国やロシアの武漢ウイルスワクチンの開発は、安全性や有効性がどうなのだろうという不安はあるものの、着実に良い方向に向かっていることは、間違いなさそうです。
引き続き、果報を寝て待ちたいと思います。
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