2020年9月3日木曜日

エヌビディア(NVDA) 株価上昇が止まらない! 要因は目標株価引上げが先か? 連日の上場来高値更新が先か?

エヌビディア(NVDA)の最新の新世代ゲーム用チップ「RTX 30シリーズ」が好評で、株価上昇が止まりません。

連日の上場来高値更新が続いています。

⇒ 「エヌビディア(NVDA) 高らかに新世代ゲーム用チップ発表 ⇒ 3日連続で上場来高値更新」

この状況を受けてか、各社アナリストによる1年後の目標株価の引き上げが目白押しです。

それとも、目標株価の引き上げがこの株価上昇を招いているのでしょうか。

鶏が先か、卵が先か。

いずれにせよ。

因果関係は定かでないものの、とにかくアゲアゲであることに変わりはありません。

米国時間9月2日の終値は、前日比+21.02USドル(3.80%)の573.86USドルでした。

では、目標株価はどう見直されたのか。

早速見てみましょう。

目標株価の変化

最新の評価を見るために、9月に入ってから1日、2日に見直された目標株価だけをピックアップしました。

変更前の平均目標株価は、548USドルでしたが、変更後は、612USドルに引き上げられています。

評価者1年後目標株価(変更前)1年後目標株価(変更後)
バンク・オブ・アメリカ$600$650
BOA証券$600$650
クレディスイス$530$620
王立カナダ銀行$528$610
ウェルズファーゴ$535$605
ベンチマーク$540$600
ゴールドマンサックス$528$585
みずほ$520$575
平均$548$612

青い棒が変更前の目標株価、赤い棒が変更後の目標株価を表していますが、軒並み引き上げられていることが分かります。

続いて、変更前、変更後の数字を個別に見てみましょう。

変更前の目標株価

まずは変更前から。

変更前から、目標株価を600USドルにしていたのは、バンク・オブ・アメリカとBOA証券だけでした。

一方、他社は全て500USドル前半を目標株価としていました。

現在の株価は?

573.86USドル。

ということは。

彼らの言うことを聞いていたら、この株価上昇の機会を逃していた。

などと言っては、言いすぎでしょうか。

変更後の目標株価

次に、変更後の目標株価を見てみましょう。

バンク・オブ・アメリカとBOA証券は、更に+50USドルずつ引き上げて、650USドルとしています。

また、他の4社も600USドル台に見直し。

平均目標株価も612USドルとなっています。

それに対して、ゴールドマンサックスとみずほだけは、相変わらず500USドル台をキープ。

中でも、みずほの目標株価は575USドルですから、のりしろがあと2USドルもありません。

大した度胸です。

あくまで勝負は1年後の株価だ、ということでしょうか。

それはいいとして。

いずれにしても、エヌビディア(NVDA)の600USドル乗せは、時間の問題だと思われます。

ということで、果報は寝て待て。

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