2020年9月26日土曜日

エヌビディア(NVDA) なぜARMホールディングス買収に中国やEUの承認が必要か照会してみた

エヌビディア(NVDA)は、ARMホールディングスをソフトバンクから買収すると発表しました。

⇒ 「エヌビディア(NVDA) 速報:早くもARMホールディングスの買収発表! 株価への影響は?」

買収の手続きでは、各国の承認が必要です。

そして、このARMホールディングスの買収も例外ではありません。

英国、日本、米国の承認が必要なのは、私にも理解できます。

なぜならば、

英国=ARMホールディングスが所在する国

日本=ARMホールディングスを所有するソフトバンクが所在する国

米国=ARMホールディングスを買収するエヌビディア(NVDA)が所在する国

だからです。

しかし、承認が必要とされる国や地域がまだあります。

中国とEUです。

なぜそんな国や地域の承認が必要なのでしょうか。

公正な取引を担保するため、というのであれば、全世界の国々の承認が必要になるはずですが、言及されているのは中国とEUのみです。

EUも米国のGAFAへの風当たりが強いなど、ハードルは高いかもしれませんが、特に気になるのは中国です。

現在、IT関連の禁輸など、米中の新冷戦は激しさを増しています。

この状況で、モバイル関連で圧倒的なシェアを誇るARMホールディングスが米国の企業になることを、中国が簡単に承認するとは思えません。

そういう意味では、この買収の可否は中国に握られている、と言っても過言ではないと思います。

ディールの肝です。

ということで、エヌビディア(NVDA)に、その必要性について、以下の通り照会してみました。

Dear Sir/Madam,

Congratulations on the successful deal of ARM Holdings acquisition. I am one of the shareholders and would like to ask you about the necessity of its approval by the Chinese authority. I understand the necessity by USA, UK, and Japan, but why do you need to get approved by China? What law requires you to do so? Thank you for your cooperation and look forward to hearing from you.

Best regards

果たして、回答してくれるか分かりませんが、果報を寝て待ちたいと思います。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿