2020年9月15日火曜日

エヌビディア(NVDA) 「この下期はゲーム部門の最高のシーズンの1つになるだろう」の意味とは?

メラノックス・テクノロジーズ買収で、データセンター部門の売上が一気に伸びたエヌビディア(NVDA)ですが、今度は英国のARMホールディングスの買収を決めました。

一体、この会社はどこに向かっているのでしょうか。

ところで。

エヌビディア(NVDA)は、ゲーム用GPUを作っている会社「でも」あります。

知りませんでしたか?

そんなエヌビディア(NVDA)に、またまた嬉しいお知らせが舞い込んできています。

武漢ウイルスの世界的な蔓延の結果、

⇒ 世界的な巣ごもり現象

⇒ 世界的な「あつまれ どうぶつの森」人気

⇒ 世界的なニンテンドースイッチ需要の増大

⇒ 世界的品不足に伴うニンテンドースイッチの増産

⇒ エヌビディア(NVDA)のTegra増販

という流れになっているのです。

2020年度(2020年4月ー2021年3月)のニンテンドースイッチの生産台数が、25百万台から30百万台に、+5百万台追加されました。

1か月ほど前に、22百万台から25百万台に、+3百万台引き上げられたばかりです。

凄い人気であることが分かります。

当然ですが、ニンテンドースイッチが増産されるということは、エヌビディア(NVDA)のTegraも増販となる訳です。

しかし。

話はそれだけではありません。

2021年には、4K対応の次世代スイッチを発売すべく、準備が進められているとのこと。

その名も「ニンテンドースイッチプロ」(仮称)。

4K対応で、名前に「プロ」と付ける以上は、当然GPUの性能もアップされることでしょう。

果たして、どんなチップが使われるのでしょうか。

ここで思い出されるのは、先月に行なわれた、2021年第2四半期決算発表時の、ジェンセン・フアンCEOの言葉です。

「下期(8月-1月)には、ゲーム部門にとっての大変強い需要を期待している」

「この下期は、ゲーム部門の最高のシーズンの1つになるだろう」

この時は、データセンター部門の売上が、初めてゲーム部門の売上を上回った時です。

関心がデータセンターの方に向いていたこともあり、上記の言葉も私にはあまりピンと来ないものでした。

しかし。

「最高のシーズンの1つになる」とは、こういう流れを指していたということが、今なら分かります。

どんな「最高のシーズン」になるのか。

期待が膨らみます。

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