アルファベット(GOOG)による、フィットビット買収手続きに関する続報です。
以前、この買収が独占禁止法に抵触しないか、欧州委員会が調査するという記事を紹介しました。
⇒ アルファベット(GOOG) 欧州委員会がグーグルによるフィットビット買収を調査開始
それが、どうやらOKが出そうだとのこと。
まずは一安心です。
ただし、下記の通り、条件がいくつか付きそうです。
1.フィットビット使用で得られた個人データを、グーグル広告に使用する制限をする
2.フィットビットのライバル会社にも、アンドロイドを公平に利用させる
3.フィットビットの顧客が許可すれば、第3者にもデータを渡せるようにする、など
しかし、まだハードルはあります。
まずは、欧州委員会の続き。
欧州委員会は、これからライバル会社や顧客に対して、上記条件についてどう思うかヒヤリングをし、場合によっては条件が追加される可能性もあるとのこと。
いずれにしても、12月23日に結論が出ます。
もうひとつは、米国国内の承認です。
連邦取引委員会(FTC)と司法省(DOJ)からの承認を受けなければなりません。
特に、司法省(DOJ)は、アルファベット(GOOG)とは、広範囲の独占禁止法がらみで訴訟を起こそうと、手ぐすねを引いて待っている状況なので、厳しさが予想されます。
しかし、何と言っても、天下のアルファベット(GOOG)。
きっと、やり遂げてくれることでしょう。
ということで、しばらく果報は寝て待て。

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