地方裁判所の判事が、米国司法省が訴えたグーグルの独占禁止法違反容疑の審議について、2023年9月からの開始を提案したとのことです。
⇒ 「アルファベット(GOOG) 米国司法省がグーグルを独禁法違反で提訴」
それに先立つ証拠開示の手続きなどは、2022年3月までに行われるとのこと。
そして、この提案を、双方の弁護士共に受け入れました。
米国の司法システムやそのスケジュールについて、詳しくは知りませんが、この報道を聞いて真っ先に思ったことは、
「随分のんびりしているんだな」
でした。
審議の開始が、3年半後?
中学生や高校生なら、その間に卒業してしまう年月です。
それに。
訴えられる側のグーグルがその提案を受け入れるのはまだ分かります。
何も急ぐ理由がないのですから。
しかし。
訴えている司法省側も受け入れるとは、一体どういうことでしょう。
真剣さが全く伝わってきません。
もしも、本当にグーグルのやり方が消費者に不利益をもたらしていると思っているのなら、その状況を1日も早く是正したいと思うはずです。
それが。
「まあ、おいおいやっていきましょうか」
「そうですねえ」
「いいですよ」
です。
要するに。
本当のところは、消費者の利益のことなんてどうでもいいのでは?
グーグルを訴えること自体が目的なのでは?
そう勘ぐってしまいます。
しかし。
考えようによっては、それも悪いことではないかもしれません。
のらりくらりと長引かせて、最後は適当なところで手打ちといきましょうか。

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