TSMC (TSM)が、ソニーグループの子会社と合弁で、熊本に8,000億円規模の新工場を建設します。
その内4,000億円は、「日本政府が強力に支援する」とのこと。
ただし。
てっきり、TSMC (TSM)の工場かと思っていたら、合弁会社の工場でした。
その合弁会社の名前は JASM = Japan Advanced Semiconductor Manufacturing 株式会社。
どこにも TSMC や台湾の名前が入っていないのが不思議です。
何か政治的な理由でもあるのでしょうか。
それはいいとして。
合弁会社には、ソニーグループの100%子会社であるソニーセミコンダクターソリューションズが、570億円出資するとのこと。
そして、この570億円は合弁会社の資本の20%未満に相当するとのことです。
便宜上20%とすると、TSMC (TSM)の出資額は80%の2,280億円となります。
以上の情報から、勝手に合弁会社のバランスシートを作ってみると、こうなりました。
(実際とは異なります、多分違うと思います、否、絶対に違います)
それでも。
これが正しいと仮定して。
TSMC (TSM)の株主の立場からすると、2,850億円の出資で8,000億円の工場が作れるのですから万々歳です。
日本国民の立場からしても、戦略物資となりえる半導体工場を持つことは経済安全保障の目的に適い、また、1,500人の新規雇用が生まれるとのことなので、更に万々歳。
おまけに、ここだけの話ですが、私はソニーの株主でもあるので、更に更に万々歳ということになります。
新工場は、2022年着工、2024年末までに生産開始とのこと。
長い目で見守っていきましょう。
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