2021年11月7日日曜日

スターバックス(SBUX) 2021年度第4四半期決算発表 増収増益 「後出しじゃんけん」みたいだけれど、、、



スターバックス(SBUX)が、2021年度第4四半期(2021年7月ー9月)の決算を発表しました。

立派な増収増益でした。

ところが、決算発表後、株価は▲6%を超える急落。

米国時間10月29日終値 106.07USドル 前日比▲7.13USドル(▲6.30%)

その理由というのが、、、。

やれ、売上が市場予想を下回った。

やれ、中国の既存店売上が▲7%だった。

しかし。

その時、私は思ったのです。

そんなことはない。

これだけ増収増益なのだから、何ら心配することはない、と。

案の定、その時の私の判断は正しく、その後、株価はしっかりと上昇し、今では決算発表前を上回っています。

米国時間11月5日終値 116.91USドル 前日比+4.75USドル(+4.24%)

悔やまれるのは、その時に思っただけで、ブログを書く時間が無く、そのまま放置してしまったことです。

今頃こんなことを言っても、これではまるで卑怯者の「後出しじゃんけん」のようではないですか。

とはいえ。

泣き言はこれくらいにして、冷静に決算内容を振り返っておきたいと思います。

4Q2020 (7-9月)4Q2021 (7-9月)増減
売上$6,203.1$8,146.7+$1,943.6+31%

売上は、前年同期比+31%の立派な増収。

GAAP4Q2020 (7-9月)4Q2021 (7-9月)増減
営業利益$558.3$1,482.2+$923.9+165%
純利益$392.6$1,764.4+$1,371.8+349%
EPS(希薄化後)$0.33$1.49+$1.16+352%
DPS$0.45$0.49+$0.04+9%

GAAPベースの利益は、前年同期比で、営業利益が+165%、純利益が+349%、1株利益が+352%の超増益でした。

Non-GAAP4Q2020 (7-9月)4Q2021 (7-9月)増減
営業利益$817.8$1,597.4+$779.6+95%
EPS(希薄化後)$0.51$1.00+$0.49+96%

Non-GAAPの利益でも、営業利益が+95%、1株利益が+96%の増益です。

セグメント別の売上、営業利益も、それぞれ立派なものです。

売上4Q2020 (7-9月)4Q2021 (7-9月)増減
アメリカ$4,213.9$5,763.0+$1,549.1+37%
海外$1,511.3$1,914.6+$403.3+27%
チャネル開発$464.0$438.3-$25.7-6%
その他$13.9$30.8+$16.9+122%
売上合計$6,203.1$8,146.7$1,943.631%

営業利益4Q2020 (7-9月)4Q2021 (7-9月)増減
アメリカ$506.0$1,255.8+$749.8+148%
海外$181.7$377.4+$195.7+108%
チャネル開発$197.9$219.8+$21.9+11%
その他-$327.3-$370.8-$43.5-
営業利益合計$558.3$1,482.2+$923.9+165%

ね?

何ら問題ないでしょ?

でもなあ。

何であの時、多少無理してもブログを書いておかなかったのかなあ。

やっぱり、これではやっぱり「後出しじゃんけん」みたいだよなあ。

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