前回、スターバックス(SBUX)の2021年度通期(2020年10月ー2021年9月)決算が、売上、利益共にコロナ禍前の水準を超えたことを確認しました。
⇒ スターバックス(SBUX) 2021年度通期決算 増収増益だけでなく、コロナ禍を克服し、コロナ禍前の水準を超えた!
今回は、フリーキャッシュフロー・ベースでも、コロナ禍前の水準に戻ったか、あるいは水準を超えたかを確認したいと思います。
ここで。
フリーキャッシュフローは、営業キャッシュフローから設備投資額を差し引いた金額とします。
営業キャッシュフローは、コロナ禍全盛の2020年度に落ち込みましたが、2021年度には見事にコロナ禍前の2019年度を超えています。
一方、設備投資は、2019年度と比べると多少減ったものの、ほぼ横で推移しています。
感覚的に、コロナ禍対策で設備投資は増えているのではないかと思っていたのですが、出店抑制によって相殺されたのかもしれません。
上記の結果、フリーキャッシュフローは、コロナ禍の2020年度にはガクンと落ち込んだものの、2021年度にはしっかりとコロナ禍前の2019年度を超えました。
喜ばしい限りです。
世界的にはまだ感染は収まってませんが、こうしてフリーキャッシュフローを見ると、良い方向に向かっていることが分かります。
株主還元の観点からいうと、2021年度には自社株買いは行われませんでしたが、自社株買い復活の日もそう遠くないのではないでしょうか。
ということで。
果報は寝て待て。
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