サザンカンパニー(SO)が、2021年度第3四半期(2021年7月ー9月)の決算を発表しました。
例によって。
原発建設関連コストが無ければ増収増益でした。
まずは、原発建設関連コスト込みのGAAPから。
売上は、前年同期比+11%の増収。
しかし。
利益は、営業利益が▲6%、純利益が▲12%、1株利益が▲12%の減益でした。
次に。
あくまでも推定である原発建設関連コストを除いた、通常業務ベースのNon-GAAPを見てみます。
すると、純利益、1株利益共に、前年同期比+1%と、辛うじて増益となっています。
ここで。
私がいつも頭の隅で迷ってきたこと。
果たして、サザンカンパニー(SO)という企業を見る際に、原発建設関連コストを入れた方がより実態を表しているのか、それとも、含めない方がより実態を表しているのか。
原発建設が遅れていることによるコスト増はあくまで一時的なもの。
だから、それを除いた方がより業務の実態を表している。
いやいや、そうは言っても、実際問題として、原発建設は遅れているのだから、それが実態だ。
果たして、どちらが正しい見方なのでしょうか。
専門家の意見を聞いてみたいところです。
ところで。
増配で有名なサザンカンパニー(SO)の配当は、順調に増配です。
そして。
GAAPでも、Non-GAAPでも、ちゃんと配当は1株利益で賄えています。
12月6日に支払われます。
果報は寝て待て。
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