2021年11月22日月曜日

エヌビディア(NVDA)のフリーキャッシュフロー 第3四半期までで既に前年度越え! では気になるニュースとは? 



エヌビディア(NVDA)の2022年度第3四半期の決算は増収増益でした。

⇒ エヌビディア(NVDA) 2022年度第3四半期決算 発表前に弱気になられた方「ご愁傷様でした」

ここで。

フリーキャッシュフローも見ておきましょう。

実は、良いニュースと、悪い(かもしれない)ニュースがあります。

まず、良いニュースとは。

第3四半期までで、既に昨年度のフリーキャッシュフローを超えました。

(百万USドル)2017FY2018FY2019FY2020FY2021FY1Q-3Q2022FY
フリーキャッシュフロー$1,496$2,909$3,143$4,272$4,677$5,311

流石は、時代の寵児、エヌビディア(NVDA)です。

通期でのフリーキャッシュフローがどうなるか、今から楽しみです。

では。

気になる悪いニュースとは何でしょうか。

(百万USドル)2017FY2018FY2019FY2020FY2021FY1Q2022FY2Q2022FY3Q2022FY
フリーキャッシュフロー$1,496$2,909$3,143$4,272$4,677$1,557$2,478$1,276

今年度のフリーキャッシュフローを四半期毎に見ると、第3四半期のフリーキャッシュフローが、第2四半期を下回っているのです。

それもほぼ半減です。

それほど設備投資が増えた訳ではありません。

減少の原因は、専ら営業キャッシュフローの減少です。

(百万USドル)2017FY2018FY2019FY2020FY2021FY1Q2022FY2Q2022FY3Q2022FY
営業キャッシュフロー$1,672$3,502$3,743$4,761$5,822$1,874$2,682$1,519
設備投資-$176-$593-$600-$489-$1,128-$298-$183-$221
設備関連元本返済-$17-$19-$21-$22
フリーキャッシュフロー$1,496$2,909$3,143$4,272$4,677$1,557$2,478$1,276

キャッシュフロー計算書を見てみると。

どうも、営業キャッシュフロー減少は、前払費用 Prepaid expenses and other assets 1,575百万USドルの支払いが影響しているようです。

これが何の前払費用なのか。

この疑問は宿題ということで。

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