2020年10月21日水曜日

アルファベット(GOOG) 米国司法省がグーグルを独禁法違反で提訴 

米国司法省が、グーグルを独禁法違反で提訴しました。

曰く。

グーグルのネット検索に占める市場占有率が90%なのは、汚い手を使って他を排除しているからだ!

そして、検索結果も、自分たちに有利になるよう恣意的に出現する順番を操作している!

とのこと。

果たして、本当にそうなんでしょうか?

記事を読んでみると、アンドロイドではグーグル検索だけがインストールされているとか、それをアンインストールできないとか、他の検索エンジンをインストールできないとか、色々書かれています。

しかし、私は、たまたまかもしれませんが、そういう経験をしたことがないので、それが本当なのか論評する資格がありません。

ただ言えることは、少なくとも私は、グーグル検索が便利だから使っているだけで、別に強制されて使っている訳ではない、ということです。

以前、パソコンを買い替えた時に、別の検索エンジン(Bing?) が最初に現れたことがありましたが、私はそれを自分の意志でグーグル検索に切り替えました。

また、そんな偉そうなことを言ってしまったので大きな声では言えませんが(?)、ヤフージャパンの検索エンジンも結構使っています。

ということで、この訴訟の是非について、判断のしようがないので、とりあえず株価の動きを見てみました。

この訴訟が発表されて、アルファベット(GOOG)の株価は、どうなったのでしょうか。

「遂にその時がやってきてしまったか!」

と、そのインパクトの大きさに大暴落しているかと思いきや、、、。

米国時間10月20日終値 1,555.93USドル 前日比+21.32USドル(+1.39%)

「えー? 何かあったんですかー?」

というような、ぼやーっとした反応でした。

どう捉えたらよいのでしょう?

今回の訴訟を、20年ほど前にあったマイクロソフトに対する訴訟の再来だと書いている記事もあります。

その結果、競争が促進されて、台頭してきた企業の1つが、皮肉にもグーグルだった、とか。

その訴訟も随分長いことかかったようなので、今回のこの訴訟についても、これから長い道のりが続くことは間違いないでしょう。

また。

日本の裁判を見ていても、

「え? 何でこの子供を虐待した父親が無罪なんだ?!」

というような不可解な判決も多く見られる世の中なので、どんな判決がなされるかも予断は許しません。

しかし。

こんな正義の味方ごっこをして、アルファベット(GOOG)を弱体化させている間に、中国あたりのプラットフォーマーの台頭を許すようなことは絶対に避けてもらいたい。

このことを強く要望して、私の本日のブログとさせていただきます。

ご清聴ありがとうございました。

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