していました、というのは、発表が2週間前の4月28日だったということです。
同じ4月28日に発表されたアルファベット(GOOG)、翌日発表のフェイスブック(FB)、そしてその次の日発表のアマゾン(AMZN)の決算発表は逃しませんでした。
それは、武漢ウイルスの影響はもちろんあるものの、これらハイテク株には期待するものがあったのだと思います。
それに引き替え、スターバックス(SBUX)の発表をすっかり失念していたとは!
外出自粛の影響を直接受ける飲食業はどうせ、、、という気持ちがあったに違いありません。
人間の心とは、何と正直なのでしょう。
という前置き(言い訳)はこれくらいにして、そんなスターバックス(SBUX)の決算内容を、さっさっと見ていきましょう。
意外にも、売上は前年同期比▲5%に収まっています。
武漢ウイルス蔓延の下にしては、大したものです。
その売上をセグメント別に見てみると、約7割を占めるアメリカでの売上が、前年同期とほぼ変わらなかったのが理由のようです。
一方、営業利益は▲43%、純利益も▲50%と、半減しています。
こんな減益が予想されたから、無意識下でも決算発表日を忘れたのだろうなあ、と思わせる見事な減益です。
セグメント別営業利益 単位:百万USドル
セグメント別に営業利益を見てみると、頼みの綱のアメリカで▲27%の減益、海外に至っては何と▲108%の減益です。
しかし、まあ、世界中で外出自粛、あるいは外出禁止だったのですから、まあこれも仕方がないことでしょう。
2020年度の見通しは、今の状況でははっきりも通せないものの、次の通りとのことです。
中国での既存店での売上伸び率は、
第3四半期で、▲25%~▲35%、
第4四半期で、▲10%~±0%、
2020年度通期で、▲15%~▲25%が、予想されています。
同時に、中国では、差し引き+500店舗の新規開店も計画しているとのことです。
そして、設備投資も1,500百万USドル行なうとのことなので、しっかりと武漢ウイルス終息後の布石も打っているようです。
もうしばらく厳しい時が続きますが、一日も早く決算発表の日を忘れるどころか、待ち遠しくなるような日が来ることを祈りながら、果報を寝て待ちたいと思います。

にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿