PERは株価収益率のことです。
PER=Price Earning Ratio (株価収益率)
株価が1株利益の何倍か?
または、
時価総額が純利益の何倍か?
を表しています。
数字が大きければ株価は割高、小さければ割安と評価されます。
とよく書いてありますが、世の中はそんなに単純ではないように思われます。
これから先成長が見込まれると思えば、株価が高くても(PERが高くても)買われていることは日常茶飯事です。
ということを踏まえて、保有米国7銘柄のPERを見てみましょう。
例によって多少のずれはありますが、基本的に株価は2019年12月末、純利益は2019年度のものを使用しました。
銀行のウェルズファーゴ(WFC)のPERは13、電力会社のサザンカンパニー(SO)は14と低めになっています。
旺盛な成長は期待できないものの、今後も安定した堅実な利益が得られそうです。
いいことです。
一方、アマゾン(AMZN)は80、エヌビディア(NVDA)は52とかなり高めです。
投資家がその高PERに見合った今後の利益や株価の成長を見込んでいるということでしょう。
一方、アマゾン(AMZN)は、稼いだお金を積極的に投資につぎ込むため計上する利益が少なく、結果としてPERが高いのだと指摘する声もあります。
その場合でも、そのつぎ込まれたお金が将来の更なる利益に繋がるため、結局は今後の利益や株価の成長に繋がることになります。
従って、どちらにしても成長が見込まれるということになります。
素晴らしいことです。
ところで、グラフを見ていると、アルファベット(GOOG)の27、スターバックス(SBUX)の30、フェイスブック(FB)の32というのは、成長と安定の丁度良いバランスに見えますがいかがでしょうか。
まあ、あくまでもこのたった7銘柄の相対的な評価ですが。
これまた、とても良いことです。
こうしてみると、我ながらバランスの取れたポートフォリオを構築したものです。
来年もこんなことが言っていられるよう、果報を寝て待ちたいと思います。

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