2020年5月15日金曜日

アマゾン(AMZN) 売上を他社と比較してみると?

前回は、保有する米国7銘柄について、時価総額を比較してみました。

そして、アマゾン(AMZN)が、元々巨大企業であることは頭では分かっていたつもりですが、比較してみて改めてその大きさに驚かされました。

⇒ 「アマゾン(AMZN) 時価総額を他社と比較してみると?」参照

今回は、米国7銘柄の規模比較第2弾として、売上高の比較をしてみたいと思います。

売上は2019年度(1月ー12月)の数字を使いましたが、決算期が違うスターバックス(SBUX)とエヌビディア(NVDA)は、多少のズレがあります。

悪しからず。

7銘柄の売上は、以下の通りです。

百万USドル
銘柄2019年度売上
AMZN$280,522
GOOG$161,857
WFC$85,063
FB$70,697
SBUX$26,509
SO$21,419
NVDA$10,918


売上でもやはり、アマゾン(AMZN)は別格です。

エヌビディア(NVDA)と比べると、クルーズ船とポンポン船ぐらいの違いがあるようです。

あまりに違うので、あれ? ホントかな? と、思わずエヌビディアのアニュアルレポートの数字を確認してしまいました。

違いを分かりやすくするために、例のアマゾンを100とした時のグラフをご覧下さい。



アマゾン(AMZN)の売上が、エヌビディア(NVDA)の25倍もあることが一目瞭然です。

そんなこと、株式を購入した時に当然調べただろう、ですって?

・・・。

面目もありませんが、購入した時は主に成長性や将来性ばかりに目が行っていて、規模の比較など全くしていませんでした。




時価総額と売上を眺めてみると、上位2社は変わりませんが、他の5社には変動があります。

例えば、時価総額で5位だったウェルズファーゴ(WFC)は、売上ではフェイスブック(FB)を抜いて3位に位置しています。

厳密には、時価総額は2020年3月末時点、売上は2019年度とズレが生じているので何とも言えないのですが、もしかするとウェルズファーゴ(WFC)は売られ過ぎているのかな?、などと考えるのも面白いです。

また、時価総額で4位のエヌビディア(NVDA)は、売上では最下位です。

今後の成長期待が、かなり株価に織り込まれているのかもしれません。

ということで、今回は保有米国7銘柄の売上で、規模の比較をしてみました。

次回は、営業キャッシュフローを見てみるのも面白そうです。

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