武漢ウイルス関連の暴落で、株価が急落している金融株。
この数か月の下落は凄まじいものがありました。
ウェルズファーゴ(WFC)の株価も例外ではありません。
凄まじすぎて、題名に「値上がりした?」などと書くことが憚られるほどです。
では、どれくらい凄まじかったのか?
2019年4月から2020年3月までの1年間で、ウェルズファーゴ(WFC)の株価がどのように推移したのか見てみたいと思います。
年度初めの2019年3月末にUS$48.32だった株価は、11月末にはUS$54.46まで上がるなど、順調に推移していました。
ところが、2020年に入ってから、あれよあれよという間に株価は下落し、3月末にはあろうことかUS$28.55と、US$30の大台も切っています。
2019年3月末比で▲41%の下落です。
「釣べ落とし」という言葉は、ウェルズファーゴ(WFC)のためにあったと言っても過言ではないでしょう。
気を失いそうになるのをグッと堪えて、もう少し長いスパンでの株価の推移を見てみましょう。
私とウェルズファーゴ(WFC)との付き合いは、約4年前の2016年1月に始まりました。
その際の購入価格は、US$50.02でした。
当時の購入理由を思い出してみると、国際分散投資のために米国株を探していた、比較的高配当であった、堅実な経営で安定した配当が期待できる、バフェット氏が保有しているなら間違いないだろう、などというものでした。
その後の株価の推移は、以下の通りです。
一時期、不適切な勧誘などが問題となって株価が低迷したことがありました。
しかし、2019年3月末までの推移を見ると、概ね良好だったと言えるでしょう。
元々どちらかというと株価上昇よりも配当狙いだったこともあり、不満はありませんでした。
次のグラフの緑の線は、株価に各年の1株あたりの配当を加えた累計金額の推移を表しています。
悪くありません。
しかし、ここ数か月の暴落は衝撃です。
あまりにも特異的です。
ただし。
武漢ウイルスの終息がいつになるか、また、経済に与える影響がどれくらいになるか、未知数ではありますが、今言えることは、今回の危機はリーマンショックのような金融危機ではないということです。
配当のペンディングも、いつまでも続くはずはありません。
直近では、FRBによる総額2兆3000億ドルの緊急資金供給策の発表を受けて、米国金融株も上昇し、ウェルズファーゴ(WFC)の株価もUS$33.20まで急上昇したりしています。
いずれ株価も回復してくれるはずです。
ということで、ちょっと時間が掛かるかもしれませんが、多少長めに寝ながら果報を待ちたいと思います。
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