4月24日現在、株価はUS2,410.22ドル。
武漢ウイルスが未だ猛威を振るう中これだけ好調なのは、主に次の2つの要因が考えられそうです。
1.外出自粛に伴うネット通販需要増
2.在宅勤務増によるクラウド需要増
そのアマゾン(AMZN)の2020年度第1四半期(2020年1月―3月)の決算発表が来週4月30日にあります。
このような需要増を受けて、どんな決算発表になるのでしょうか。
これだけ株価が上昇しているということは、投資家もかなりの好決算を予想しているということでしょう。
今から楽しみです。
因みに、1月のアマゾン(AMZN)の前四半期発表時に、この期間の決算予想も同時に出されています。
1月30日時点での予想なので、武漢ウイルスによる影響はまだあまり考慮されていない数字だと思います。
しかし、その予想の数字を把握しておくことは、武漢ウイルスによる影響を分析する意味で有意義です。
ということで、発表前の予習として、1月30日時点での2020年度第1四半期(2020年1月―3月)の決算予想の数字をお浚いしておきます。
純売上は、690憶USドル~730億USドルが見込まれています。
前年同期比+16%~+22%です。
この数字は、為替レートが通常よりも5%有利になるだろうとの前提に立っているということ。
有利ということは、USドル安ということでしょうが、いくらを想定しているのでしょうか?
営業利益は、30憶USドル~42憶USドルが見込まれています。
前年同期比では、▲32%~▲5%。
何と減益予想です。
この予想の前提として、1月以降サーバーの耐用年数が長くなることにより、減価償却費が前年同期よりも▲8憶USドル低くなることを見込んでいるとのこと。
ということは、この減価償却費の影響を考慮しないと、もっと減益になっていたということでしょう。
それは何故なのか?
こういった疑問が来週の発表で明らかになると嬉しいです。
今年のゴールデンウィークは、外出自粛でステイホームウィークです。
しかし、このような決算発表が控えていると思うと、何の問題もありません。
果報は寝て待つのですが、おちおち寝てもいられません。
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