武漢ウイルス禍の影響下、どのような内容だったのでしょうか。
まずは、米国会計基準(GAAP)の数字から。
単位:百万USドル
売上は、前年同期比+4,820百万USドル(+13%)で、増収。
営業利益は、+1,369百万USドル(+21%)、純利益も、+179百万USドル(+3%)で、共に増益でした。
武漢ウイルスにも負けず増収増益とは大したものです。
と思いきや、、、。
前年同期の営業利益と純利益には、ECから課された罰金1,700百万USドル支払いの影響が含まれています。
その影響を除いて前年同期と比較するとこうなります。
単位:百万USドル
すると、内容は一変します。
営業利益は、前年同期比▲328百万USドル(▲4%)、純利益も、▲1,503百万USドル(▲18%)で、共に減益です。
当然、営業利益率も、前年同期比マイナスです。
実質、増収減益です。
やはり、武漢ウイルス恐るべし。
では、この決算を受けて、株価はどう反応したのでしょうか。
発表日当日の終値は、前日比▲42.21USドル(▲3.31%)の1,233.67USドルでした。
しかし、終了後に発表された決算を受けた時間外株価は、+94.33USドル(+7.65%)の1,328.00USドルに跳ね上がっています。
実質増収減益だったとはいえ、市場の予想よりは良かったのが要因とのこと。
まあ、こういった短期の動きは、長期投資の私には関係ないことですが、もちろん値下がりするよりは値上がりした方がいいに越したことはなく、精神衛生上もよいといえましょう。
部門ごとの売上も見ておきましょう。
この中で、特に目を引くのは、ユーチューブ広告とグーグルクラウドの高い伸び率です。
ユーチューブ広告が前年同期比+33%、グーグルクラウドが+52%伸びています。
時代を反映して、頑張っています。
ああ、やっぱりな、という感じです。
それ以外の部門も、頑張ってもらいたいと思います。
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