その発表に備えて、ちょっと予習をしておこうと思います。
と言っても、どんな四半期決算になるか、収益や利益などの数字を予想したり、決算を受けて、どう売買するかをシミュレーションしておくなどという訳ではありません。
もっと初歩的な予習です。
部門別収益表の中にある項目の理解(和訳)です。
下の2019年度の部門別収益表を見て下さい。
色々な項目が書かれていますが、ゴチャゴチャしていてよく分かりません。
ゴチャゴチャの原因は、大きく分けて2つあります。
1.それぞれの項目自体が何を指しているのかわからない
2.小計がいくつもあって分かりづらい
ということで、まず小計のない表を作ってみました(第4四半期は省略)。
Google Search、YouTube ads、Google Cloud、Hedging gains (losses)は、何とか分かります。
しかし、Google Network Members' properties の propertiesとは何でしょうか?
また、Other Bets revenue の Bets とは何者でしょう?
まずは properties の解明から。
普通に考えれば、財産、所有、所有権などですが、どうもしっくりしません。
そこでちょっとチーティングしてみたところ、キャピタル・パートナーズ証券さんのサイトで、Google Network Members' properties が「パートナー契約先サイトの広告」となっていました。
あ、そういう意味なんだ?
properties の意味に拘っている必要はありません。
そのままいただくことにします。
次にBets。
素直に訳せば、賭け。
Other Betsが、自動運転のWaymoやドローンによる商用配達のWingなどの事業を指し、まだ商売として成り立つか分からないため、ギャンブルのようなものと捉えれば、「賭け」というのも「あり」のような気もします。
しかし、「他の賭けの収益」では賭博業のようです。
頼みのキャピタル・パートナーズ証券さんのサイトでは、そのまま「アザーベッツ」。
うーん。
他に訳語を探していたところ、「お!」という訳語が見つかりました。
「(賭けてもよいような)有望な人」、「(選挙などの)有力候補」
これです。
これは使えそうです。
Other Bets revenueは、「その他有力候補事業収益」と訳してみました。
ということで、部門別収益表をこんな風に訳してみました。
これで、4月28日(火)発表の準備は万端です。
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